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徳島の新萌イベント、マチ☆アソビレポート

眉山が痛車で埋まった! マチ☆アソビを堪能

2010年10月20日 20時00分更新

文● 中村信博

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新町橋東公園

 市内中心部を流れる新町川の川端は、「ボードウォーク」と呼ばれる公園となっている。かつては殺風景な場所だったそうだが、雰囲気の良い公園としたことで休日には色々なイベントが開催される名物スポットとなった。アニメ製作会社「ufotable」が運営するufotableカフェ徳島があるのもこのボードウォーク沿いで、「マチ☆アソビ」期間中はアニメ業界各社のパラソルショップがずらりと並んでお客さんを迎えていた。

新町橋の南詰から東に延びる川沿いに、ボードウォークは伸びている。ご覧のとおり、白いパラソルショップがずらりと並んでお客さんを迎えていた

ボードウォークに入って、いきなりこの洗礼である! これじゃ徳島バーガーを買っても食べることができないじゃないか……

川沿いに立ち並ぶパラソルショップは、多くがアニメ業界各社による展示および販売スペースとなっていた

そしてここが、我らがアスキー・メディアワークスのパラソルショップ。ちなみにここで配っていたのは……これってまさか、数日前に秋葉原で配布して大混乱になった、「俺妹」×「禁書目録」コラボのクリアポスターではないか!?

こちらはタレント事務所「マウスプロモーション」が出していたラジオ体験コーナー。ラジオスタジオの雰囲気を体験できるとのことでなかなかの人気だった

ボードウォーク沿いにあるufotableカフェ徳島。お店は川の風景を見下ろすことができる好立地にあり、徳島観光のちょっとした休憩所として最適だ

やがて円形階段では、コミックバンドの野外ライブが。通りすがりの人たちをも巻き込んで、会場は大盛り上がり!

ポッポ街

 徳島駅南側に伸びるポッポ街商店街では、空き店舗を利用したアニメ・マンガ関連の催し物が数多く開かれていた。ここポッポ街は、マンガ専門店やアニメグッズのお店が入った徳島のアキバ的エリアだが、近年は空き店舗が目立つようになってきたという。今回のイベントは地域活性化と空き店舗有効利用の一つのアイデアとして、マスコミからも注目を集めていたようだ。

徳島駅南口から西に伸びるアーケード商店街がポッポ街。たしかにアニメイベントで借り上げているスペース以外は、シャッターの下りた所が多いように思う。「マチ☆アソビ」は、商店街活性化の一つのアイデアとして全国から注目を集めるイベントでもあるのだ

歴代マクロスのポスターやプラモデルを展示していたスペース。中にはバルキリーのバルーンアートなどもあって、なかなか楽しめる展示だった

商店街のど真ん中にデデン、と据えられていた痛神輿。地元の人が試行錯誤してる感が伺える(笑)

今回のイベントで、あちこちの会場で目撃された赤い彗星の男。ていうか背が高すぎ!(笑)

エンターブレイン刊「Fellows」のスペース。ラジオ公開録音やミニライブなどが盛んに行なわれていた

コナミが展開する「武装神姫」シリーズのコーナー。フィギュアや設定資料などがずらりと並んでいた

多くのソフトメーカーが協力した「美少女ゲームの広告画展」は、2ヵ所のスペースに分かれて行なわれていた。広告画を見比べてみると、それぞれのソフトメーカーで根底においているテーマが透けて見えるようで面白い

代々木アニメーション大阪校の協力で行なわれていた、アフレコの体験コーナー。実際にプロの演技指導と音声さんが付く本格ぶりだ

ポッポ街にもアスキー・メディアワークスのブースがあると聞いて来てみたが……なるほどビルの上層階か、見つからないわけだ

アスキー・メディアワークスの電撃文庫コーナー。人気作品3作品への応援メッセージを自由に書いて貼り出せるスペースとなっていた。メッセージ提供者には限定ポストカードがプレゼントされていたぞ

 3日間にわたって徳島で開催された「マチ☆アソビ」。第2回はおよそ2万人の来場者があったようで、今回はそれをはるかに上回る人手を記録したことは間違いないだろう。3ヵ月おきに開催される四国最大のアニメイベント「マチ☆アソビ」は、春夏秋冬の季節の移り変わりを告げる徳島の風物詩となりつつある。

 次回「マチ☆アソビ」の開催はまだ未定だが、おそらく来年2011年の1月中旬となるはずだ。ぜひ一度、徳島に足を運んで欲しい。

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