10月13日、NTTコミュニケーションズはホスティングサービス「Biz ホスティング エンタープライズ」に「ハイブリッドクラウド」と「シームレス・クラウドマネジメント」の追加、そしてIaaSサービスにおける仮想化機能の強化を行なうと発表した。
ハイブリッドクラウドは、オンプレミス(自社運用)のサーバーや他社のクラウドサービスと、Bizホスティング エンタープライズ内のプライベートクラウドとの連携を行なうもの。扱うデータや業務の内容などに応じて、オンプレミスとプライベートクラウド、パブリッククラウドを使い分けることが可能になる。同日付の発表で、マイクロソフトのパブリッククラウド「Windows Azure Platform」との連携が可能になることが公表されている。
シームレス・クラウドマネジメントは、国内外のネットワーク、オンプレミスやプライベート/パブリッククラウドを一体化したエンドツーエンドの品質管理を提供するサービス。専門スキルを持ったエンジニアによる運用体制により、トラブル発生時にワンストップで対応が可能という。特に、Biz ホスティング エンタープライズについては、業界最高レベルのという稼働率99.99%を保証する。
また、Bizホスティング エンタープライズにはSaaS/PaaS/IaaSのメニューも含まれており、VMwareとマイクロソフトのHyper-Vを採用したサービスを提供してきたが、新たに日本オラクルの「Oracle VM」が加わった。これにより、それぞれの業務に最適な仮想化基盤を選択し、それらを組み合わせた柔軟なシステムを構成することが可能になるという。
料金は、標準的な構成モデルで初期費用127万円、月額費用63万円など。