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荻窪圭の“這いつくばって猫に近づけ” 第171回

Powershot S95&G12で猫撮影してみた!

2010年10月15日 12時00分更新

文● 荻窪圭/猫写真家

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回転するモニターと水準器が便利なG12

モニターが回転するG12

モニターが水平に開き、さらにあおり方向にも回転するG12

 続いてG12編。液晶モニターが回転するデジカメだとローアングルで気軽に撮れていいのだけど、そういう撮り方をするとどうしてもカメラが斜めになりやすい。身体から離してカメラを持つので、水平に保つつもりでも傾いたりしちゃうのだ。でもG12は水準器を持ってるのでそれを見ながら撮れるのがいい。

 では外へいってみよう。新宿中央公園を散歩してたら猫発見。とことこと花壇を歩いてた(前ページ冒頭写真)。

 ISO感度をダイヤルで変えられるので、被写体ブレしないよう感度を上げ、シャッタースピードを早くして撮ってみた。

 この子は人なつっこいようで、近づいてきてくれたので顔をアップ。よく見ると目の上を怪我していた。

望遠にして顔のアップ。きりっとしたよい猫でした(2010年10月 キヤノン Powershot G12)

望遠にして顔のアップ。きりっとしたよい猫でした(2010年10月 キヤノン Powershot G12)

 ちょっと離れたところでよく似た別の猫を発見。似てるので兄弟かもしれない。こちらは写真を見て分かるとおり、立入禁止のテープが貼られているものだから近寄ることができず。

ずいぶん離れていたので縦位置で望遠。人は立入禁止(2010年10月 キヤノン Powershot G12)

ずいぶん離れていたので縦位置で望遠。人は立入禁止(2010年10月 キヤノン Powershot G12)

 で、カメラを縦位置にして、液晶モニターを開いて撮ってみた。液晶モニターを見ながらの縦位置ってカメラが傾きやすいんだけど、水準器を見ながらしっかり撮れば問題なし。

 よく見るとさっきの猫より目つきが鋭い。猫も様々である。


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筆者紹介─荻窪圭


著者近影 荻窪圭

老舗のデジタル系ライターだが、最近はMacとデジカメがメイン。ウェブ媒体やカメラ雑誌などに連載を持ちつつ、毎月何かしらの新型デジカメのレビューをしている。趣味はネコと自転車で、天気がいい日は自転車で都内を走りながらネコを見つけては撮影する日々。最近の単行本は『デジカメ撮影のネタ帳 シーン別ベストショットの撮り方』(MdN)、『デジカメ撮影の知恵』(宝島社新書)、『デジタル一眼レフが上手くなる本』(翔泳社。共著)、『東京古道散歩』(中経文庫。2010年4月27日発売)。Twitterアカウントはogikubokei。ときどき猫動画をアップするYouTubeのアカウントもogikubokei。



*次回は2010年10月22日掲載予定



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