社団法人日本通信販売協会は10月12日、協会の理事社・監事社を中心とする会員企業計133社を対象として2010年8月度の売上高調査を実施し、その結果を発表した。
2010年8月度の総売上高（133社）は、前年同月比0．4％減の1039億200万円となった。
伸び率を商品別でみると、「衣料品」は同0．1％増の196億4500万円、「家庭用品」は同6．2％減の152億900万円、「雑貨」は同1．6％減の448億4300万円、「食料品」は同6．8％増の187億8400万円、「通信教育・サービス」は同8．1％減の21億9900万円と、「衣料品」「食料品」の分野で増加した。
「衣料品」の伸び率は若干ではあるものの、今年度調査開始（2010年4月度）以来初めてプラスとなり、「食料品」は先月度より増加幅が拡大した。
なお、8月度の1社あたりの平均受注件数は、6万8624件（回答107社）だった。
