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Fermi世代のエントリーGPU GeForce GT 430が発表

2010年10月11日 22時01分更新

文● 小西利明/ASCII.jp編集部

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GeForce GT 430
GeForce GT 430

 NVIDIAは11日、デスクトップパソコン向けのDirectX 11対応グラフィックスチップ(GPU)「GeForce GT 430」を発表した。搭載製品もビデオカードベンダー各社からが発表されている。

GeForce GT 430のリファレンスカード
GeForce GT 430のリファレンスカード

 GeForce GT 430は、9月に発売されたGeForce GTS 450と同じく、FermiアーキテクチャーをベースとしたDirectX 11世代のGPUである。同社の製品ラインナップのなかでは、DirectX 10世代のエントリークラスGPU「GeForce GT 220」の後継となる。これにより、Fermi世代のデスクトップ向けGPUが、ようやくエンスージアストからローエンドまで揃ったことになる。3Dステレオ映像機能の「3D Vision」や、汎用GPU演算「CUDA」にも対応する。

GT 430の主な仕様 GT 430のブロックダイアグラム
GT 430の主な仕様。CUDAコアは96基搭載GT 430のブロックダイアグラム

 内部の演算ユニットであるCUDAコアは、GTS 450の半分に当たる96基を搭載。GPU自体の動作クロックは700MHz(CUDAコアは2倍の1400MHz)。TDPは49Wで、300W級の電源が推奨とされている。メモリーは900MHz駆動のDDR3に対応し、メモリーバス幅は128bit。GeForce GT 220との性能比較では、ジオメトリー演算性能で2倍、ゲームやベンチマークテストで1.5倍程度高速とされている。

3DMark Vantageでの性能差 主なゲームでのフレームレート比較 ジオメトリー演算性能の比較グラフ
グラフィックスベンチマーク「3DMark Vantage」での性能差。GT 220比で約1.5倍最近の主なゲームでのフレームレート比較。GT 220比で1.3~1.5倍程度高速ジオメトリー演算性能の比較グラフ。Fermi世代ならではの性能を発揮する

 NVIDIAではGT 430を、「Digital Media PC」向けと位置付けている。ハイエンドのゲーミングPCほどではないがゲームを快適に動作させられるほか、Blu-ray 3Dの再生も可能な、エンターテイメント向けのパソコンでの利用を想定しているようだ。

ギガバイトや玄人志向から製品も発表

 製品発表と同時に、GT 430搭載製品も各社から発表されている。CFD販売は玄人志向ブランドから「GF-GT430-LE1GHD」(予想実売価格は7000円前後)と、ギガバイト社製品の「GV-N430OC-1GL」(予想実売価格は8500円前後)の2製品を発売する。GV-N430OC-1GLはオーバークロック仕様で、GPUを730MHzで動作させている。発売時期は、前者が10月12日以降、後者が10月中旬の予定。

GV-N430OC-1GL ギガバイト「GV-N430OC-1GL」。ロープロファイルサイズながらデュアルファンを搭載してオーバークロック動作を実現

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