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製品化は、来春予定

NTTソフト、手動送信も対応の「FAX 誤送信防止ソリューション」

2010年10月06日 06時00分更新

文● TECH.ASCII.jp

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 10月5日、NTTソフトウェアはFAX機器上で手動送信する際の誤送信防止も可能な「FAX 誤送信防止ソリューション」を発表した。

FAX機器からの紙媒体の送信もチェックする「FAX 誤送信防止ソリューション」

 これは、同社のオフィスソリューション「ProgOffice」と情報漏えい対策ソリューション「CipherCraft/Mail」に、富士ゼロックスのカラー複合機「ApeosPort シリーズ」を連携させたもの。

 インターネットが普及した現在でも必須のオフィス機器として複合機は使われているが、重要な書類や個人情報が記載されている資料を送付するにもかかわらず、誤送信による情報漏えいも多く見受けられるという。この要因の1つとしてNTTソフトウェアは、送付先リストが個別の複合機に保存されているために、機器によって送付先の更新漏れが発生し、気づかぬうちに誤送信を行なってしまうことを挙げている。

 そこで「FAX 誤送信防止ソリューション」では、ネットワーク電話帳と自己チェック・上長承認機能とを利用して、FAX誤送信防止を実現する。ネットワーク電話帳は、複数の複合機の送付先リストの一元管理するもので、人事異動時などに送付先を一斉に修正できるため、誤送信の防止や管理の手間の軽減が可能となる。また、自己チェック・上長承認機能は、入力方法が紙媒体であっても、FAX送信先や送信内容に誤りがないことを確認する機能を持つ。

 来春に向けて、次世代オフィスソリューションの一製品として商品化をおこなう予定で、「CipherCraft/Mail」と合わせて、誤送信防止ソリューションとして販売展開していくという。

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