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新液晶パネルで実現! 東芝から裸眼3Dテレビが登場

2010年10月04日 21時54分更新

文● ASCII.jp編集部

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 東芝は、メガネを利用せずに裸眼で視聴できる3Dテレビ「グラスレス 3D REGZA」を12月末に発表する。明日から開催される「CEATEC JAPAN 2010」に出展予定だ。

縦型据え置きタイプの「20GL1」とフォトフレーム的なサイズの「12GL1」、どちらも地デジチューナー×2、BS/CSデジタルチューナー×1を内蔵

 ラインナップは、20V型の「20GL1」(24万円前後)と12V型の「12GL1」(12万円前後)を用意。どちらもLEDバックライト採用で、映像の表示解像度は20GL1が1280×720ドット、12GL1が466×350ドットとなる。また、どちらも外付けUSBへの録画に対応するほか、12GL1はワンセグ録画や静止画(JPEG)、動画(AVCHD)の再生が可能だ。

新しい液晶パネルのサブピクセル配置図 新しい液晶パネルのサブピクセル配置図

 液晶パネルは東芝モバイルディスプレイ株式会社製。通常の液晶パネルは横にRGBのサブピクセルを並べて1画素を構成しているが、本機は縦にRGBを配列し、さらに横方向に9つのサブピクセルを並べる。つまり1画素あたり27つのサブピクセルで構成される。

 ちなみに、1画素3サブピクセルの通常の液晶パネルに換算すると、20GL1で約829万画素となり、これはフルHD(約21万画素)の4倍の解像度となる。

垂直レンチキュラーシートにより9方向に映像を投射する 垂直レンチキュラーシートにより9方向に映像を投射する

 このパネルに垂直レンチキュラーシート(断面を見るとかまぼこ型になっているレンズを1画素ごとに配置したシート)を貼り付けることで、9方向に映像(サブピクセルの光)を投射する。これにより、実際に物体の発する光をシミュレートして自然な3D映像を再現する(同社はこれをインテグラルイメージング方式と呼ぶ)。

CEATECでは参考展示として56V型のグラスレス3Dテレビも出展する CEATECでは参考展示として56V型のグラスレス3Dテレビも出展する

 20GL1は画像処理エンジンに「グラスレス3D専用CELLレグザエンジン」を、12GL1は「グラスレス3D専用レグザエンジン」を採用。どちらも多視差変換LSIを採用し、9方向映像表示に対応した。

「レグザ App コネクト」を導入したスマートフォンとタブレットPC 「レグザ App コネクト」を導入したスマートフォンとタブレットPC

 また、同社はクラウドを活用したテレビ視聴システム「レグザ App コネクト」を発表した。スマートフォンやPCを使い、CELL REGZAやREGZAブルーレイ、VARDIA(ネット de ナビ機能搭載モデル)のリモートコントロール(タッチリモコン)や、情報シェアサービスを利用できる、というもの。

iPod touchでタッチリモコンを実現。右はジェスチャーコマンド用の画面

 レグザ App コネクトで利用できる「タグリストシェア」は、録画した番組のお気に入りのシーンに「タグ」(コメントとシーンの時間情報)を付け、そのタグ情報をまとめた「タグリスト」を共有できるサービス。また、スカパーJSATが一部コンテンツを公式タグリストとして公開する予定だ。

 同社はiOS版を10月下旬に無償配布する予定。またWindows版やAndroid版も順次提供する予定とのことだ。

CEATECの東芝ブースでは、このほかに画面の一部分のみを3D表示化するノートPCなども参考展示される

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