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ハイエンドのパワーを堪能できるPC Studio XPS 9100 (1/3)

2010年10月04日 12時00分更新

文● 小西利明/ASCII.jp編集部

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 デスクトップパソコンの醍醐味と言えば、ノートや一体型にはない強力なCPUやGPUで快適な環境を堪能できること、そして必要に応じてそれらをより強力な新しいパーツに交換できることだ。そうしたデスクトップパソコンの楽しさを味わえるのが、デルのハイエンドデスクトップ「Studio XPS 9100」である。今回はハイエンドパーツで固めた構成をお借りできたので、早速そのパワーを堪能してみたい。

Studio XPS 9100

Studio XPS 9100


レーシングカーを思わせる奇抜なデザイン

 まずは特色ある筐体から見ていこう。Studio XPS 9100の筐体は、XPSシリーズでは以前から使われているもので、白のサイドパネルと艶有り黒のフロントパネルの間に、鮮やかなオレンジのラインが入った派手なものである。吸気口を兼ねた正面下部のデザインは、配色も相まってフォーミュラ-カーの側面エアインテイクを思わせる。

 見た目は派手だが、機能的な筐体なのも好感が持てる。派手なゲーマー向けPCケースなどでは、前面や上面にゴテゴテした飾りがあって、実際に使う分には「邪魔だな」と感じるものも少なくない。Studio XPS 9100はその点、上面はほぼフラットで、手前側に窪みがあるだけ。前面もフラットなデザインとなっている。窪み部分には小物を置くのに最適で、USB接続したスマートフォンやオーディオプレーヤーを置くのに便利だ。

本体前面

本体前面。下にやや広がる変わったデザイン。中央のDELLロゴは電源ランプを兼ねる

本体背面

本体背面。上部に電源を配置したオーソドックスなデザイン

 前面は上部にメモリーカードスロット(4種類)とUSBがひとつ。その下に前開きのフタがついた5インチベイが2つと、スライド式のフタで隠された3.5インチベイが2つ配置されている。デザインを重視して前面全体を1枚のフタで覆うPCケースは多いが、メディアの出し入れの際に意外と邪魔なもので、筆者などはフタ自体を外して使っていたこともある。Studio XPS 9100の筐体は、デザインと使い勝手を両立させている点で評価できる。

本体前面のドライブベイ

本体前面のドライブベイ。5インチと3.5インチがそれぞれ2基用意されている。USBやメモリーカードスロットが上にあるのは、本体を机の下に置いた際に使いやすい

上面手前には窪みがある

上面手前には窪みがあり、USBが3つとヘッドホン、マイクが並ぶ。窪みはUSBメモリーなど小物を置くのに便利

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