Justy Finder──突然のリリースはなぜ?
ハミングヘッズは9月8日、価格比較サービス「Justy Finder」を開始した。
同社はこれまで「情報漏洩対策」や「内部統制」といったセキュリティー分野で活躍してきたメーカー。大企業向けの「Security Platform」(SeP)などが代表的な製品だ。Justy Finderは新規事業として企画されたもので、「これまでのソフトウェア開発で培った技術を結集して作り上げた検索エンジン」だという。
ここでひとつの疑問が生じる。
なぜセキュリティーの会社が、価格比較サイトを開始したのだろうか。
実は、筆者も同じ感想を持ったひとりだ。しかもJusty Finderはハミングヘッズのトップページ、一番目立つ場所に検索フォームが用意されている。ここまで本腰を入れて、取り組む背景にはきっと理由があるはずだ。
その秘密を探るべく、Justy Finderのサーバーが置かれている同社オフィスを潜入取材することにした。