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Fermi世代のミドルクラスGPU GeForce GTS 450が発表

2010年09月13日 13時01分更新

文● 小西利明/ASCII.jp編集部

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GeForce GTS 450
GeForce GTS 450

 NVIDIAは13日、デスクトップパソコン向けのグラフィックスチップ(GPU)、「GeForce GTS 450」を発表した。DirectX 11に対応し、ビデオカードメーカー各社から搭載製品が登場の予定。

 GeForce GTS 450は、既存のGeForce GTS 250の後継に位置付けられるミドルクラスのGPUで、「GeForce GTX 480」と同じFermiアーキテクチャーをベースとしたDirectX 11世代のGPUとなっている。3Dステレオ映像機能の「3D Vision」や、マルチGPU機能「SLI」にも対応する。

GTS 450のブロックダイアグラム GTS 450のブロックダイアグラム。シェーダー(CUDAコア)は192基搭載

 NVIDIAが想定する競合GPUは、AMDのミドルクラスGPU「Radeon HD 5750」という。ターゲットユーザーとしては、ディスプレー解像度が1280×1024~1680×1050ドット程度のゲームユーザーを想定。GTX 480や460ほどの高解像度・高性能は要求しないが、最新ゲームを快適(30~60fps程度)でプレイできる性能を目指したGPUとなっている。

NVIDIAによるGTS 450の位置付け GTS 450の主な仕様
NVIDIAによるGTS 450の位置付け。480が重武装でどんな状況にも対応できる「Tank」、460が強力な武装を誇る「Hunter」なのに対して、450は全領域ではないが必要な用途に十分なパワーを用意した「Sniper」なのだというGTS 450の主な仕様。メモリーはGDDR5を1GB搭載。TDPは105W
主なゲームでのフレームレートとRadeon HD 5750との比較 主なゲームでのフレームレートとRadeon HD 5750との比較。多くの最新ゲームが30fps以上の快適なパフォーマンスで動作するとしている

 性能面では、実際のゲームでGeForce 9600 GTと比較して2倍、GeForce GTS 250と比較して+50%の性能向上を実現しているという。特にFermi世代の特徴であるテセレーション対応を生かし、ジオメトリ演算性能では2.4倍もの性能を誇る。

 また競合であるRadeon HD 5750との比較では、DirectX 11対応のベンチマークプログラムで1.3~1.6倍程度速い。また最新のリアルタイムストラテジーゲーム「StarCraft II」では、Radeon HD 5750だけでなくRadeon HD 5770よりも高速であるとしている。

前世代のGPUとのジオメトリ性能比較 フライトシューティングゲーム「H.A.W.X」での前世代GPUとの比較
前世代のGPUとのジオメトリ性能比較フライトシューティングゲーム「H.A.W.X」での前世代GPUとの比較
Radeon HD 5750との性能比較 StarCraft IIでのRadeon HD 5770/5750との性能比較
DirectX 11対応テストでの、Radeon HD 5750との性能比較StarCraft IIでのRadeon HD 5770/5750との性能比較

 搭載製品は各社から登場予定だ。ZOTACはNVIDIAの発表に合わせて、搭載グラフィックスカードを3製品同時に発表した。また、マウスコンピューターやサードウェーブからも、GTS 450を搭載するゲーミングデスクトップパソコンが発表されている。

ZOTAC GeForce GTS450 Dualslot ZOTACのGTS 450搭載カード「ZOTAC GeForce GTS450 Dualslot」

 製品の実売価格は、上掲のZOTAC製品が1万3000円前後と、リーズナブルな価格に設定されている。コストパフォーマンスは重視しつつ、性能も向上させたいゲームユーザーには待望の製品の登場と言えそうだ。

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