米Adobe Systemsは、開発者コミュニティ向け同社ブログ「Adobe Featured Blogs」において、FlashコンテンツをiPhoneアプリに変換する「Packager for iPhone」の開発を再開することを明らかにした。将来的なリリースに向けて作業を行なうとしている。これは、アップルが発表したiOSアプリ開発ツールキット「iOS SDK」のライセンス契約「iOS Developer Program License Agreement」内容変更を受けたもの（関連記事）。
「Adobe Featured Blogs」
当初米Adobeは、5月発売の「Flash Professional CS5」の目玉機能としてPackager for iPhoneを搭載したものの、4月にアップルが「iPhone OS 4.0 SDK」（現「iOS SDK 4」）のライセンス規約を変更。指定プログラミング言語以外でのAPIアクセス、クロスコンパイラによるアプリ開発を禁止したため、実質的には利用できない機能となっていた。またその後の開発も中止されていた。
