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ベンキューが3D対応プロジェクターや電子書籍端末を発表

2010年09月08日 22時00分更新

文● ASCII.jp編集部 北村

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 本日、ベンキュージャパンが新製品発表会を都内で開催し、プロジェクター3機種を発表した。プロジェクター以外にも液晶ディスプレイと電子書籍リーダーの新製品を参考出展していた。

焦点DLPプロジェクター
「MS612ST」

10月上旬発売予定の短焦点DLPプロジェクター「MS612ST」。店頭想定売価は6万9800円

HDMI(ver1.3)端子を搭載しているため、Blu-rayプレーヤーやゲーム機との接続も可能だ

 「MS612ST」は1mの距離で55型の大画面投写ができるSVGA解像度の短焦点DLPプロジェクター。「MP515ST」の後継モデルで、輝度は2500ルーメン、コントラスト比は5000:1となる。3Dメガネによる立体視や、4画面分割投射が可能なLANディスプレイ機能を搭載しているのが特徴だ。また、本体にUSB端子を搭載しており、USBメモリに保存した画像をスライドショー形式で簡単に投写できる。パワーポイントで作成した資料も、保存時に画像で保存することで投写が可能となるため、PCを使用することなくプレゼンテーションを行なえる。

オプションの3D専用メガネ(型番:3DGS-01)を使用すれば、大画面で3D映像を楽しめる。ボタン電池を電源として使用している

学校向けの超短焦点プロジェクター 「MW812ST」、「MW811ST」

10月上旬発売予定の短焦点DLPプロジェクター「MS812ST」。店頭想定売価は19万8000円

 「MW811ST」はWXGA解像度の超短焦点モデル。1mの距離で81型の画面投写ができるので、小さな会議室やパーティションで仕切られた狭いスペースでも大画面の映像を映し出せる。輝度は3500ルーメン、コントラスト比は4600:1で、蛍光灯を点けている部屋の中でも明るくメリハリのある画像を映し出せる。3Dメガネに対応しているのはもちろん、前述の「MS612ST」同様USB端子を搭載しており、PCがなくてもUSBメモリ内の画像をスライドショーで投影できる。
 また、同製品はLAN端子を装備している。LAN上に接続された複数のPC(最大8台)をLANケーブルでプロジェクターに接続可能なほか、接続されたPCの画面を4画面まで同時に投写する機能を搭載している。
 なお、1mの距離で95型の画面投写ができる「MS811ST」(店頭想定売価9万9800円)も同時にリリースされる予定だ。

ワイヤレスペンで画面に文字が書ける
「MP780ST」

参考出展の「MP780ST」

 「MP780ST」は投写された画面に、付属のワイヤレスペンで文字を書けるのが特徴。プレゼンテーション時にレーザーポインターの軌跡がそのまま画面に残るイメージに近い。参考出展のため発売日や価格は未定だが、ペンの色なども変えられるためプロジェクターを利用したお絵かきツールとしても活用できそうだ。

付属のワイヤレスペンで、画面に文字を書き込める「PointDraw」機能が特徴。学校などでの採用が期待できる

31cmあれば60型の画面が投写できる
「MP780ST」

わずか31cmの距離で60型の画面が投写できる反射型プロジェクター「MX880UST」(参考出展)。解像度はXGA、輝度は2500ルーメン、コントラスト比は3000:1となる。狭い場所でも大画面投写したいときに役に立つ製品だ

(次ページへ続く)

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