このページの本文へ

シマンテック、Backup Exec 2010もアップデートし新機能搭載

クラウド利用のバックアップ「NetBackup Cloud Storage」

2010年09月08日 06時00分更新

文● TECH.ASCII.jp

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷

 9月7日、シマンテックはクラウドベースのバックアップソリューション「NetBackup Cloud Storage」、中小企業向けバックアップソフトウェア「Backup Exec 2010」の最新アップデートを発表した。

SharePoint Server 2010への対応などが追加されるアップデートが提供された「Backup Exec 2010」

 NetBackup Cloud Storageは、同社のエンタープライズ向けバックアップソフトウェア「NetBackup」に、米ナーバニックス(Nirvanix)のオンラインストレージ「ストレージ・デリバリー・ネットワーク(SDN)」を組み合わせたサービス。

 バックアップ/リカバリ用に、オンプレミスのストレージと同様の容易さでクラウドストレージの管理が行なえ、クラウド利用によるコスト削減も可能になる。また、災害復旧時の二次的ストレージとして活用することも可能だ。

 一方のBackup Exec 2010は、今年2月に発表された製品。今回のアップデートでは、ウィザードの改善によりインストール時間が最大20%短縮され、Windowsデータを最適にリカバリするためのガイダンスが組み込まれた。加えて、新規プラットフォームへの対応も行なわれた。新たに対応するのは、 以下のとおり。

  1. SharePoint Server 2010
  2. Exchange Server 2010 Service Pack 1
  3. SQL Server 2008 R2
  4. Mac OS X 10.6
  5. VMware vSphere 4.1

ネットワーク経由でのバックアップ制御を行なうNDMP(Network Data Management Protocol)のサポートも強化される。

初出時、「同社のエンタープライズ向けバックアップソフトウェア「BackupExec」に」と記載しましたが、正しくは「NetBackup」です。お詫びして、訂正させていただきます。本文は訂正済みです。(2010年9月8日)

■関連サイト

カテゴリートップへ