3D Vision対応ディスプレーがセットに
VALUESTAR L
VALUESTAR L「VL750/CS」
省スペースデスクトップと23型液晶ディスプレーがセットになった「VALUESTAR L」シリーズにも、3Dステレオ映像に対応した製品がラインナップされた。
上位機種「VN750/CS」に、3Dステレオ映像に対応した23型/フルHD解像度のディスプレーが付属。このディスプレーと本体内蔵のGPU「GeForce GT 330」、NVIDIAの3Dステレオ映像技術「3D Vision」対応アクティブシャッター式眼鏡と組み合わせて、3Dステレオ映像の表示を可能としている。VALUESTAR W/Nと異なる点は、ゲームの3Dステレオ映像化が可能な点にある。もちろんBlu-ray 3DやDVDの3D化も可能だ。テレビ機能は搭載しない。
ラインナップは2機種で、主な仕様は以下のとおり。
| 製品名 | 液晶サイズ | CPU | GPU | BD/DVD | 3D |
|---|---|---|---|---|---|
| VL750/CS | 23型 フルHD/3D対応 | Core i7-870 2.93GHz | GeForce GT 330 | BD | 対応 |
| VL350/CS | 23型 フルHD | Core i5-650 3.20GHz | CPU内蔵 | DVD | － |
このほかに、VL750/CSはUSB 3.0にも対応している(2ポート搭載)。OSはWindows 7 Home Premium 64bit版を搭載。Office Home and Business 2010をプレインストールしている。
予想実売価格は、VL750/CSが28万5000円前後、VL350/CSが17万5000円前後。発売時期は9月中旬の予定。
モバイルノートとして大幅に強化！
LaVie Light
デザインだけでなく中身も一新された新LaVie Light「BL550/CS」。左の本体色は「ブラバーレッド」、右は「ブラバーホワイト」
ネットブックの「LaVie Light」シリーズはデザインが一新され、CPUも強化されてモバイルノートとしての使い勝手が向上した新製品が2機種登場した。
外観で特徴的なのは、天板に「スクラッチリペア塗装」を施した点だ。2008年に登場したモバイルノート「LaVie J」で採用されたこの塗装は、「自己治癒性コーティング剤」の塗装により、表面に付いた擦り傷を自己修復してしまう。カバンに入れて持ち運ぶ際に、ほかの物と擦れて傷つくことの多いモバイルノートだが、この塗装により、天板につきやすい軽い擦り傷の心配はなくなる。
新しいLaVie Lightの天板には、軽い傷を自己修復する「スクラッチリペア塗装」
2機種ある新製品のうち、上位モデルの「BL550/CS」は、CPUにデュアルコアのAtom N550(1.50GHz)を採用している。通常のAtomプロセッサーが1コア/2スレッド実行なのに対して、Atom N550はネットブック向けAtomとしては初のデュアルコアの採用により、2コア/4スレッド実行が可能となった。これにより、Atom搭載機でWindowsを使う際の遅さが緩和され、使い勝手が向上する。
また、上位機種は標準で大容量バッテリー(L)が付属。本体＋バッテリーで約1.22kgながら、バッテリー駆動時間は最大約10.1時間を実現している。そのほかの特徴として、2機種ともディスプレーは10.1型/1366×768ドットの高解像度ディスプレーを搭載。本体にはモバイルWiMAXの通信機能を内蔵している。また、キーボードは流行りのアイソレーションタイプとなった。
主な仕様は以下のとおり。
| 製品名 | 液晶サイズ | CPU | メモリー | バッテリー | OS |
|---|---|---|---|---|---|
| BL550/CS | 10.1型 1366×768 | Atom N550 1.50GHz | 2GB | L | Home Premium |
| BL350/CW6 | Atom N475 1.83GHz | 1GB | M | Starter |
OSは、BL550/CSがWindows 7 Home Premium 32bit版を、BL350CW/6はWindows 7 Starterを搭載する。Officeソフトも異なり、BL550/CSはOffice Personal 2010を、BL350/CW6はOffice Personal 2010の2年間ライセンス版をプレインストールしている。
予想実売価格は、BL550/CSが8万5000円前後、BL350/CW6が7万円前後。発売時期は9月中旬の予定。
