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2年ぶりのバージョンアップ! その進化は!?

初心者に優しくなった「EOS 60D」

2010年09月06日 12時00分更新

文● 周防克弥

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細部は色々変わっているが印象としては50Dに近い。ボディのみの予想実売価格は12万円前後 細部は色々変わっているが印象としては50Dに近い。ボディのみの予想実売価格は12万円前後

 キヤノンから「EOS 50D」の後継機、「EOS 60D」が9月中旬に発売される(関連記事)。同社のデジカメラインナップの中核を成す機種で写真好きなアマチュアからプロのサブ用途まで幅広い層に対応する。今回製品版前のβ機を入手したので、外観や機能を中心にチェックしてみた。


パッと見あまり変わらない? でも全然違う!?

 大きさは50Dの幅145.5×奥行き73.5×高さ107.8mmから幅144.5×奥行き78.6×高さ105.8mmへとなり、厚みが増してはいるが高さや横幅は僅かながら小さくなっている。重さは50Dの730gから675gへ軽量化されている。軽量化といっても約55gと僅かで、専用充電池1本分にも満たない程度だが、少しでも軽くしたいと思う人には朗報だろう。

7Dで採用された光学ファインダー内にグリッドを表示する「インテリジェントビューファインダー」は搭載されず、グリッド表示をするためにはフォーカシングスクリーンの交換が必要 背面インターフェイスはかなり変化した。ボタン形状や機能が一新されている。サブ電子ダイアルの内側には十字、斜めの8方向に動くマルチコントローラーが備わり、少ない指の移動でダイアルの回転操作とジョイスティック的な操作ができる。親指の僅かな操作で様々な設定変更や操作が行なえる
EOS 7Dで採用された光学ファインダー内にグリッドを表示する「インテリジェントビューファインダー」は搭載されず、グリッド表示をするためにはフォーカシングスクリーンの交換が必要背面インターフェイスはかなり変化した。ボタン形状や機能が一新されている。サブ電子ダイアルの内側には十字、斜めの8方向に動くマルチコントローラーが備わり、少ない指の移動でダイアルの回転操作とジョイスティック的な操作ができる。親指の僅かな操作で様々な設定変更や操作が行なえる

 外観は正面からパッと見た感じはそれほど変わらないが、細部を見ていくとインターフェイス周りを始め、かなりの変更点が見られる。モードダイアルは中央のロックボタンを押しながらでないと回せなくなったし、電源スイッチも従来の背面下方からモードダイヤルの手前に変更されている。そして背面のインターフェイス周りはボタンはデザインから数まで大きく変わった。

 50Dでは左側に縦一列にボタンが並んでいたが、60Dでは「EOS Kiss X4」のようなボタン配置に近くなった。これはバリアングル液晶モニター採用の影響だろう。

 「EOS 5D Mark II」や「EOS 7D」で見られたマルチコントローラーがサブ電子ダイアルと一体化するなど、EOSの2桁シリーズはボタンの機能が若干変化はあったものの、歴代通して結構共通性のあるインターフェイスだった。

 しかし60Dでは大幅に変更が加わった。いままでは両手で抱えて左右両方の指で操作を行なうようになっていたが、基本的には右手だけで操作ができるようにしたのだろう。

 右手だけでの操作に慣れればいいのだが、ちょっと触った感じでは画像消去ボタンの位置が左上にあるのが一番気になった。いままでのキヤノンのデジイチの場合、ここにはメニューボタンがある。従来の機種に慣れている人だと少し戸惑うかもしれない。

液晶パネルの形状が変わったほか、ボタンの機能が大幅に変更になった。従来では1つのボタンにつきシャッターボタン手前の電子ダイアルと背面のサブ電子ダイアルで2つの機能の変更を行なうようになっていたが、1つのボタンに1つの機能しか割り当てられなくなった 上面や背面から消えた機能の設定はメニューから行なうか、光学ファインダー使用時に背面液晶にカメラの設定状態を表示させた状態で「Q」(クイック設定)ボタンを押してマルチコントローラーか、サブ電子ダイアルで選んで設定の変更を行なう
液晶パネルの形状が変わったほか、ボタンの機能が大幅に変更になった。従来では1つのボタンにつきシャッターボタン手前の電子ダイアルと背面のサブ電子ダイアルで2つの機能の変更を行なうようになっていたが、1つのボタンに1つの機能しか割り当てられなくなった上面や背面から消えた機能の設定はメニューから行なうか、光学ファインダー使用時に背面液晶にカメラの設定状態を表示させた状態で「Q」(クイック設定)ボタンを押してマルチコントローラーか、サブ電子ダイアルで選んで設定の変更を行なう
クイック設定で変更できる項目は上からAF切り替え、測光方式、色温度、ピクチャースタイル、オートライティングオプティマイザー、記録解像度、ストロボ調光設定 EOSシリーズ初のバリアングル液晶モニターを採用。ライブビューとの組み合わせで横や上、真下など、カメラのアングルの自由度が上がる
クイック設定で変更できる項目は上からAF切り替え、測光方式、色温度、ピクチャースタイル、オートライティングオプティマイザー、記録解像度、ストロボ調光設定EOSシリーズ初のバリアングル液晶モニターを採用。ライブビューとの組み合わせで横や上、真下など、カメラのアングルの自由度が上がる
側面カバーを開けるとマイク入力端子、HDMIミニ出力端子、映像/音声出力を兼ねたUSB端子、リモコン端子がある 前面の機種名上にある穴が内蔵モノラルマイク、側面にあるのがスピーカー
側面カバーを開けるとマイク入力端子、HDMIミニ出力端子、映像/音声出力を兼ねたUSB端子、リモコン端子がある前面の機種名上にある穴が内蔵モノラルマイク、側面にあるのがスピーカー
電池はEOS 5D MarkIIやEOS 7Dと同じものになり、記録メディアはSDメモリーカードになった 電池はEOS 5D MarkIIやEOS 7Dと同じものになり、記録メディアはSDメモリーカードになった
ちなみに、Kiss X4と同じく「Eye-Fi」カードに対応した。カードを挿入するとメニューに項目が出てくる。メインメニューから機能のオン/オフの切り替えが可能。また接続状態の確認も行なえる

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