クーラーマスター製PCケースとしては「CM690 II Plus」同様、2010年を代表するモデルとなりそうな「HAF X」(型番:RC-942-KKN1)が、本日発売となった。ご存知“High Air Flow”がコンセプトの「HAFシリーズ」最新モデルだ。
今年開催されたCOMPUTEX TAIPEI 2010の同社ブース中央に、ずでんと構えていた「HAF X」。既存モデル「HAF 932」の正統後継となる製品でもある。具体的には「HAF 932」に比べ、幅243→230mm(-13mm)、高さ560→590mm(+30mm)、奥行き564→550mm(-14mm)と、それぞれ若干のサイズ変更がなされている。また、対応フォームファクタがE-ATX/ATX/MicroATXに加え、XL-ATX規格への正式対応が謳われている。
「HAF X」の代名詞であるエアフローレイアウトは、フロント230mm(Red LED on/off対応)×1、リア140mm×1、トップ200mm×2(1基のみ標準搭載)、サイド200mm×1、ビデオカード用エアダクト内120mm×1(オプション)、ビデオカードホルダー部80mm×1(オプション)という構成だ。
6段用意される5インチベイは、うち2段がSATA2.5/3.5インチドライブ対応のリムーバブルトレイ。2.5/3.5インチシャドウベイは計5基備えている。フロント部にはマザーボードI/Oポートからケーブル背面引き回し接続させるUSB3.0ポート×2、USB2.0/1.1×2、IEEE1394×1、eSATA×1、音声入出力端子を装備している。
ハイエンド向けフルタワーデザインということで、2スロット占有タイプのハイエンドビデオカードの4枚差しに対応。加えて、それら重量があるビデオカードの固定をサポートする「ビデオカードホルダー」(2スロット占有タイプ2枚まで対応)をはじめ、ケース前面よりビデオカードに対し、直線的に空気を送り込む「ビデオカード用エアダクト」(2スロット占有タイプ3枚まで対応)なども備えている。
その他、ケーブル類をケース裏側に通すケーブルマネジメントシステム、CPUクーラーのメンテナンスを行なえるメンテナンスホール、水冷ホースホールを装備。 主な付属品は、電源ユニットのケーブルを隠す役割を果たす「電源ケーブルカバー」、ケースの移動が簡単なキャスターなどとなっている。
価格 | ショップ |
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「HAF X」 | |
¥28,000 | OVERCLOCK WORKS |
¥28,770 | フェイス秋葉原本店 |
¥28,780 | TWOTOP秋葉原本店 |
¥28,800 | アーク クレバリー1号店 ドスパラ秋葉原本店 ツクモパソコン本店 TSUKUMO eX. T-ZONE.PC DIY SHOP |
¥29,800 | ソフマップリユース総合館 |