15.らっぷびと&タイツォン&[Mint]「オーディエンスを沸かす程度の能力」
作詞:らっぷびと・タイツォン、原曲作曲:ZUN、作曲:IOSYS
続けては「らっぷびと」さんと「タイツォン」さんという二人のラッパーだ。さらに「演奏してみた」で活躍しているバンド「[Mint]」が加わってバックが生演奏に変わる。
らっぷびとさんは、ニコ動などで火が付きメジャーデビューも果たした異彩のラッパー。単独インタビューやIKZOライブなど、ASCII.jpでも彼の足取りを取材してきた。タイツォンさんは、「チーターマン2をラップ調で歌ってみた」や「タイツォンがローリンガールを歌うとこうなる」など、普通の曲をラップ化してかっこ良く歌い上げるというスタイルで人気を博している。
[Mint]は、ギターの「[TEST]」さん、キーボードの「紅い流星」さん、ベースの「地味侍」さん、ドラムスの「ショボン」さんからなるバンド。ニコ動で出会って結成され、「情熱大陸-[Mint]Edition-」といったアレンジ曲を投稿するほか、自分たちでライブツアーなども開催している。
ステージでは、まずらっぷびとさんとタイツォンさんが登場し、「自分は遠くから来たという人手を挙げて!」とMCでお客とのコミュニケーションを楽しむ。自分たちが動くと必ずスポットライトが付いてくることに触れて、スポットライトと追いかけっこをする一幕もあった。
曲は「オーディエンスを沸かす程度の能力」。ノンストップで息切れしそうな歌詞をリズミカルに歌い上げ、会場も大きく盛り上がった。
16.うさ&ちょうちょ&祭屋&野宮あゆみ&のある&[Mint]「Dear」
作詞/作曲:19'SoundFactory
16曲目は、女性の歌い手が5人集合して「Dear」を歌う。大切な人を失った気持ちを表した曲で、サビの「逢いたくて逢いたくて〜」の部分ではきれいなハモりを見せていた。
17.absorb&clear&蛇足&ぽこた&けったろ&みーちゃん&[Mint]「Fire◎Flower」
作詞/作曲:halyosy
女性陣のあとは、男性陣のターン。いよいよ最後の曲となった。歌ったのはhalyosyさんが作った「Fire◎Flower」。サビ後の「アッオーエーイエイエー」という掛け合いでは、ステージだけでなく会場も大声を張り上げて一体となって盛り上がっていた。
ちなみに曲前のMCでは、thatさんが「ユニット名でも考えましょうか。『だくりぽこみーざるよったろ』」と、出演者の名前をつなげた名前を提案。するとぽこたさんが「thatくん、thatくん、打ち合わせ通り!」とツッコミを入れて、会場の笑いを誘っていた。
アンコール「Smiling」
作詞:halyosy・Ill.bell・らっぷびと、作曲:halyosy
これだけでライブは終わらない。暗転した会場の中、客席からの「アンコール! アンコール!」という声が続くと、それに応えるように照明が灯される。
そして一番最初に出てきたのが……なんと「ガチュピン」だ! ゴールデンボンバーの喜矢武豊さんが扮したキャラクター(?)で、ニコ動ではCDプロモーションのために作った「ゴールデンボンバー ガチュピンチャレンジシリーズ」にて体を張った芸を見せて人気を博している。
アンコールに選ばれたのは、ニコ動でも最大級のコラボとして知られる「Smiling」。2月の大会議でもエンディングで歌われて大いに盛り上がった曲だ。halyosyさんとthatさんが「みんなの笑顔の力で奇跡を起こそう」と呼びかけて歌い始める。
次回の大会議は10月28日に渋谷AX
大会議の生中継は現在も販売中で、1500円を払うことで放送時間+24時間の視聴が可能だ(販売ページ)。
次回の大会議「ニコニコ大会議2010秋〜それはロックか?〜」は10月28日に開催予定で、現在、ニコニコ動画の一般会員向けにチケットを発売している(販売ページ)。チケット価格はリアルが5800円、ネットでの中継が1500ニコニコポイント(1500円)だ。ASCII.jpでも取材にいく予定なので、乞うご期待!