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歓迎光臨!中国人観光客向けのiPadソリューション

2010年09月06日 08時00分更新

文●Web Professional編集部

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 金持ち中国人が続々日本に押し寄せている。中国人観光客の目的はショッピングということもあり、日本での消費額は韓国人の4倍、平均11万4000円。滞在日数は平均6日程度といわれるので、1日2万円は使っていることになる。

 とはいえ、大規模商業施設や観光地でもない限り、中国語でのお客さまサポートはなかなか難しい。せっかく訪れた中国人観光客に買い物を楽しんでもらい、顧客単価を上げるには、商品説明などが欠かせない。

 Webサイトのアクセス解析とコンサルティングサービスを提供する環と、多言語対応のショッピングカートを提供するWIPジャパンが提携して開発したiPad用サイト「Yokoso-Pad(ようこそPad)」は、そんな中国人観光客向けサービスの向上に頭を悩ます実店舗に最適のサービスだ。

 Yokoso-Padは、店舗にある商品の中国語の説明を、お客さまが操作しながら受けられるのはもちろん、「消費税はどこで還付してもらえますか」や「銀聯カードは使えますか?」といった外国人観光客ならではの質問も、事前に答えを登録しておける。居酒屋などで見かける注文用の端末を中国人向けに一般店舗でも簡単に使えるようにしたサービス、と思うとわかりやすいだろう。アクセス解析を専門とする環だけあり、端末の利用状況を分析したマーケティング指標も取り出せるという。

Yokoso-Padの例

Yokoso-Padの例

 Yokoso-Padの利用料は、初期費用(100万円~)と月額使用料(要見積もり)。Webサイトとしても構築できるし、ネットワークに接続できない環境でも使えるようにアプリとしも開発できるという。すでに数社が年内に導入予定で、初年度50社の採用を目標にしているという。問い合わせは株式会社環管理部(03-5358-4134)まで。

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