翻訳に迷ったらどうしよう?
編集S:訳語の選択に迷った場合って、どうすればいいんです? 他の人に聞くのもアリなんでしょうけど。
マーボーブラック:そういう場合はGoogle先生に聞いたりしますね。
hito:カタカナ語にする場合は「検索でヒットするか」=「すでに使われているか」ってことで、とっても重要ですね。もちろん一般的な訳語選択でもそうですが。
ミズノ:google先生に聞いて、他のソフトのpo見て参考にして直す、というのは良くありますね。
マーボーブラック:うまくいかないケースはありますが、世間でどう使われているかの参考になります。
やまね:「同じソフトでは確実に揃えましょう。他のソフトと揃えるかどうかは、それがどの程度一般的かによります。揃える方向で調整した方がいいですが、まったく同一にする必要まではない」ぐらいが一般的なルールかなぁ。
編集S:あと、「Located in /home/stani/sync/python/phatch/repo/trunk/phatch/app.py:121」とかって書いてあるのはソースコード読めってことですか?
ストレージゴッド:「ソースコードのここで使われてるよ」という表示ですな。
hito:プログラムが読めるならそれで確認してほしいですが、アプリを実際に使ったことがあって、そのメッセージに遭遇したことがあるならソース見なくてもいいですね。でもソースコードに「翻訳者へ。ここの処理はこんなのだ」とか書いてあることもあるんで、翻訳に悩んだ場合は見てみるといいですよー。
編集S:プログラム読めなくて、使ったこともない場合は?
ミズノ:手を出さない方がいいかも。おかしな訳になる可能性が否定しきれないです。
やまね:やっちゃってもいい気はする、けど……。
マーボーブラック:他の部分で経験を積んでからの方がいいですね。いきなり難しいところをやる必要はないと思います。
小林:難しいところはとばす、というのがポイントですね。
編集S:あと、翻訳って、一度着手したら、くじけちゃダメですか。全部やりとげなくちゃダメですか? 締切りってありますか?
マーボーブラック:1個からの翻訳でも大歓迎です。
ストレージゴッド:あと、翻訳の締め切りはリリース日の1ヵ月~2週間前が目安ですな。
編集S:具体例きぼん。
小林:Lucidでの例をもとに、https://wiki.ubuntu.com/LucidReleaseScheduleを見てもらうのがよさそうですね。
マーボーブラック:5月末にリリースしたLucidだと、4月15日の「NonLanguagePackTranslationDeadline」と4月22日の「LanguagePackTranslationDeadline」が締切りでした。
編集S:し、締め切りが2種類?
小林:「NonLanguagePackTranslationDeadline」の方は、「language-packに含まれていない」アプリケーションの締め切りですね。language-packに含まれているかどうかは、乱暴に言えば「プリインストールされているソフトウェアはlanguage-pack担当」だと思って頂くのがいいと思います。
マーボーブラック:厳密には色々違いますけど、それでもOKですねー。
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