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MSI、3Dメガネ付きPCなど秋モデル5機種を発表

2010年08月24日 22時49分更新

文● ASCII.jp編集部 北村

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 エムエスアイコンピュータージャパンは、2010年秋モデル新製品としてオールインワンPCを1機種、ノートPCを4機種の計5機種を発表した。9月4日より全機種一斉に販売を開始する予定だ。

都内で行なわれた発表会で、2010年秋モデルを披露するエムエスアイコンピュータージャパン

オールインワンPC 「Wind Top AE2420 3D」

9月4日発売予定で、店頭想定売価は19万9800円

 解像度1920×1080ドットの23.6インチマルチタッチ液晶一体型のPC。同社独自の3Dワイヤレスメガネが付属しており、このメガネをかけることで3D映像を楽しむことができる。2Dを擬似3D化するオリジナルソフトウェアにより、写真、ビデオ、その他2Dソースのコンテンツを立体視することも可能だ。また、サウンドにも力を入れており、専用のサウンドチップとスピーカー(5W×2+10Wサブウファー)を内蔵するほか、ハリウッド映画のサラウンド音響システム品質規格「THX」の認証も取得している。

Mobility Radeon HD 5730と120Hz倍速駆動液晶パネル、そしてアクティブシャッターグラスを組み合わせたMSI独自の3D表示システム「MSI 3Dステーション テクノロジー」を採用。立体表示時でもちらつきが少なく、 LEDバックライト採用により明るく鮮明な映像を実現しているという

 CPUはCore i5-650で、グラフィックス機能としてMobility Radeon HD 5730 1GBを搭載している。搭載メモリは4GBで、HDDの容量は1TB、OSは64bit版のWindows 7 Home Premiumとなる。主な付属品は、ワイヤレスキーボード、ワイヤレスマウス、ワイヤレスリモコン、スタイラスペン、USB地上デジタルチューナー、ワイヤレス3Dアクティブシャッター式メガネなど。

タッチパネル液晶なので、画面をタッチして操作することもできる

光学ドライブとしてBlu-ray Diskドライブ(スーパーマルチドライブ機能対応)を左側面に内蔵している

ゲーミングノートPC
「MSI GT660R/GX660R」

9月4日発売予定で、店頭想定売価は「GT660R」「GX660R」共に19万8000円

 すべてのコアを自動的にクロックアップするMSI独自のターボドライブエンジン(TDE)技術を搭載したゲーマー向けモデル。RAID 0のストライピング対応7200回転の500GB HDDを2台搭載し、メモリは最大12GBまで増設可能と、ノートPCとしては圧倒的なパフォーマンスを誇っている。
 搭載するGPUにより2機種構成とし、GeForce GTX 285M with 1GB GDDR3 VRAM搭載の「GT660R」と、Mobility Radeon HD 5870 with 1GB GDDR5 VRAM搭載の「GX660R」を揃えており、ユーザーの好みに合わせて選べるようになっている。

「GT660R」と「GX660R」の違いはGPUのみ。両モデルともMSI独自のターボドライブエンジン技術により、すべてのCPUコアを自動的にクロックアップできる。同社によると、他社製ノートPCと比べ最大16%の高速化を実現できるという

 CPUはクアッドコアの「Core i7-720Q」(1.6GHz)を採用、搭載メモリは4GBで、HDDは1TB(500GB×2)、OSは64bit版のWindows 7 Home Premiumとなる。液晶パネルは15.6インチ(1920×1080)フルHD光沢液晶で、バッテリ駆動時間は2.55時間。サイズは396×269×55mm、重量はバッテリー込みで約3.54kgとなっている。

ラグジュアリーノートPC 「MSI FX600」

9月4日発売予定で、店頭想定売価は11万8000円

 デザインを重視した大人のためのラグジュアリーノートPCという位置付けの製品だ。パワーボタンやボディラインにクローム仕上げを採用、ボディパネルには本機専用のシボ加工を施すことで、高級車の内装のようなイメージを演出している。また、指紋が付きにくい特殊な加工も施しているという。

ボディパネルには本機専用のシボ加工を施すことで、高級車の内装のようなイメージを演出。電源ボタン付近にはサラウンドスピーカーを配置しており、高級モデルとして差別化を図っている

 CPUは「Core i5-460M」(2.53GHz)、グラフィックス機能はGeForce GT 325M、液晶パネルは15.6インチ(1920×1080)フルHD光沢液晶を採用している。ラグジュアリーPCというだけあって機能は豊富だ。すべてのコアを自動的にクロックアップするMSI独自のターボドライブエンジン、GPUの性能をパワーアップするGPUブーストテクノロジー、THXサラウンドオーディオ、高音質4スピーカー、720p HD動画の撮影も可能な130万画素ウェブカメラなどを搭載している。
 本体サイズは383×249.3×32.5mmで、重量はバッテリー込みで約2.48kg。OSは64bit版のWindows 7 Home Premiumとなる。

ラグジュアリーネットブック 「MSI U160 DX」

9月4日発売予定で、店頭想定売価は3万8800円

 「Atom N455」(1.66GHz)に、「NM10」チップセットと「GMA3150」グラフィックスを組み合わせた最新ネットブック。従来モデルと比較して10%のパフォーマンス向上と、15%の省電力化を実現しているという。新設計のキーボードは、独立レイアウトとし、十分なキーピッチをとることで、入力時のストレスを軽減している。

重量1.08kg、薄さ1cm以下と、持ち運びにストレスが溜まらないコンパクトさを実現

タッチパッドとパームレストの段差をなくしたシームレスデザインが特徴

 液晶パネルは、解像度1024×600ドットの10インチ光沢液晶、搭載メモリはDDR3-667 1GB、HDDは2.5インチ SATA 160GB 、OSはWindows 7 Starterとなる。折り畳み時のサイズは265(W)×165(D)×19.8~25.4(H)mm(突起部含まず)で、重量は約1kg。

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