前回紹介した三洋電機の「DMX-CA100」と、加賀ハイテックから発売されているコダック「playsport」のように、低価格帯ながら水中撮影もできるなど、機能的に少し尖ったビデオカメラが登場している。
そんな中、低価格ビデオカメラに力を入れ始めている日本ビクターからも、新製品として「GC-WP10」が投入される。今回は発表されたばかりのこの製品をチェックしてみた。
防水とは思えないコンパクトなボディ
ビクターは低価格帯のビデオカメラを「PICSIO」(ピクシオ)ブランドで展開しているが、今回発表されたGC-WP10もそのうちの1台ということになる。9月上旬の発売で予想実売価格は3万円前後だ。
特徴となっているのは、DMX-CA100やplaysportと同様に防水対応ということ。防水性能は継続的に水没しても内部に浸水することがないとされる「IPX8」相当であり、水深3m以内で30分まで使用可能としている。
ボディはコンパクトにまとめられており、気軽に持ち運べるサイズだ。防水カメラというとゴツいボディを思い浮かべるが、GC-WP10にそうした印象はない。どちらかというと、いまどきのコンパクトデジタルカメラといった風情である。
防水対応であることが分かるのは側面に用意されたminiHDMIやUSB端子、SDメモリーカードスロットを保護するカバーで、肉厚のものが取り付けられており、さらに不用意に開かないようにロック機構も設けられている。ただ、力を入れないとロックが外れないなどといったことはなく、SDメモリーカードの抜き差しなどは容易に行なえる。
この連載の記事
-
第95回
AV
映像を見ながらコミュニケーションを楽しむ「RZタグラー」 -
第94回
AV
録画番組の視聴スタイルを変えるAndroid端末「SV-MV100」 -
第93回
AV
HD動画もスムーズ!? 「iPad 2」のAV機能をチェック -
第92回
AV
ガツンとくる重低音ヘッドフォン 気になる3機種をチェック! -
第91回
AV
電車の中でも気軽に作曲! iPhone用シーケンサを試す -
第90回
AV
カメラ機能を愉快に使う! 特選Android用カメラアプリ -
第89回
AV
iPad版「Garage Band」で気軽に音楽制作! -
第88回
AV
iOS 4.3に組み込まれたホームシェアリングを試す! -
第87回
AV
編集機能が大幅強化! 生まれ変わった「TMPGEnc」 -
第86回
AV
Androidスマホは万能動画プレーヤーになれるのか!? -
第85回
AV
iPhoneより便利? Androidの音楽再生環境をチェック! - この連載の一覧へ