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荻窪圭の“這いつくばって猫に近づけ” ― 第165回

生後3ヵ月! やんちゃに遊ぶ猫を撮る

2010年08月20日 12時00分更新

文● 荻窪圭/猫写真家

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レンズキャップで遊ぶラン(手前)と、それを遠巻きに見てるパン(奥)。性格の違いが出ている2匹(2010年8月 ニコン D90)
レンズキャップで遊ぶラン(手前)と、それを遠巻きに見てるパン(奥)。性格の違いが出ている2匹(2010年8月 ニコン D90)

 埼玉に住んでる友達が「生後3ヵ月の子猫がいるよー、2匹もいるよー、可愛いよー」というので矢も楯もたまらず、お盆休みを利用して遊びに行ってきたのである。

 それはもう耳がでかくて(子猫は耳がでかい……というより、耳に比べて身体が小さい)、軽くてほわほわで、動くものは何でも好きで、飛び出てるものは何でもかじってみて、レンズキャップを床に置きっぱなしにしたらドリブルをはじめる始末。

 その猫はランとパン。どっちもメス。どちらも雑種。生後約3ヵ月といえども血がつながってるわけじゃない2匹。すでに性格も全然違う。

 白黒のパンの方は人見知り。客がやってくると、逃げるわけではないが、遠巻きに見て、慣れるのにちょっと時間がかかる。白とグレーのランは好奇心が勝っちゃうタイプ。すぐに慣れて、見知らぬ客がいるにもかかわらず遊ぶ方優先なのである。

 我々が遊びに行ったとき、2匹は大きなケージに入っていて、じっと闖入者を見ていたのである。ケージに近づいて隙間からご挨拶の1枚。下の写真がラン。

挨拶代わりにケージの隙間から顔のアップを。ぐぐっと寄って目にピントを合わせて撮影。逆光だったので+1の補正をかけてある(2010年8月 ソニー NEX-5)挨拶代わりにケージの隙間から顔のアップを。ぐぐっと寄って目にピントを合わせて撮影。逆光だったので+1の補正をかけてある(2010年8月 ソニー NEX-5)

 顔をアップで撮るときは目にピントを合わせるのがコツ。油断すると鼻先に合って目がぼけちゃうからね。顔が立体的なのでそこは大事だ。

 ケージから出してやると、ランはすぐに反応。オモチャに興味津々。こっちははじめてお邪魔するおうちにも関わらず、いきなり這いつくばって撮影開始。

赤いふさふさな玉がついたオモチャを姿勢を低くして狙うラン。目が真剣なんだけど、子猫なのでそれすらも可愛い。ストロボを天井に向けてバウンス発光させて撮影(2010年8月 ニコン D90)赤いふさふさな玉がついたオモチャを姿勢を低くして狙うラン。目が真剣なんだけど、子猫なのでそれすらも可愛い。ストロボを天井に向けてバウンス発光させて撮影(2010年8月 ニコン D90)

 そしてオモチャにつられてジャンプ!

ジャンプして両手と口でむりやりつかまえた瞬間を撮影。ちょっとぶれてるけどそこは臨場感ってことで(2010年8月 ニコン D90)ジャンプして両手と口で無理矢理つかまえた瞬間を撮影。ちょっとブレているけどそこは臨場感ってことで(2010年8月 ニコン D90)

 実はこれが大変。何しろ前後左右にちょこまかと飛ぶのでAFが間に合わないし、大きく撮ろうとすると一瞬でフレームアウトしちゃうのだ。いやはや。一眼レフはピントの合う範囲が狭いので細かく動き回られると大変なのである。

 もうひとつは被写体ブレ。室内で動いてる猫を普通に撮ると、普通に被写体ブレしちゃう。今回は大きめのストロボで対処。

 とはいえ、ストロボ光を直接当てるのはNG。天井に向けて発光させ(バウンス撮影)、その反射光を使うのだ。だからやや強力なストロボじゃないと足りないのである。

 そうすると強い光が猫の目を攻撃することもないし、光が全体に回ったやわらかい写真になる。

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