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09年BtoC-EC市場、成長鈍化し5.7%増の186億円

2010年08月18日 09時55分更新

記事提供:通販通信

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矢野経済研究所は8月17日、「ECサイト構築市場に関する調査結果2010」を発表した。

 調査結果によると、二桁成長を継続してきた、BtoC-ECの市場規模は、景気低迷を背景とした投資冷え込みにより、2009年には186億円と、前年から5.7%の成長に止まった。

 また、ECサイトを「顧客との接点を確保したりニーズを捉えたりするダイレクトマーケティングの場」や「カタログ的に見せる部分」と捉える事例が増加。その他に、デジタルサイネージとモバイルECサイトのクロスメディア展開による集客拡大も検討されているとした。

 2010年のECサイト構築市場は、新規ECサイト構築の発生に加えて投資見送りも解除されるなど、低価格化の一方で案件数増が期待されることから、203億5千万円(同109.4%)になると予測した。

 調査期間は、2010年6月~7月。調査対象は、ECサイト構築事業者とEC事業者。調査方法は、同社専門研究員による直接面談、電話・e-mailによるヒアリング、文献調査併用。

 ■「資料発刊資料名:2010 ECサイト構築市場の動向とユーザニーズ」     (http://www.yano.co.jp/market_reports/C52107300

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