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3DのHD動画が撮影できる

富士フイルムの3Dデジカメに新機種登場

2010年08月17日 18時00分更新

文● ASCII.jp編集部

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「FinePix REAL 3D W3」イメージキャラクターの佐々木 希さん

「FinePix REAL 3D W3」発表会に登場した、イメージキャラクターの佐々木 希さん。CMなどに出演する

 富士フイルムから、3Dデジタルカメラの新機種「FinePix REAL 3D W3」が発表された。9月4日発売で、予想実売価格は4万8000円前後。

FinePix REAL 3D W3

従来機種より少し小さくなったFinePix REAL 3D W3

 昨年発売された「FinePix REAL 3D W1」の後継機種で、光学3倍ズームレンズと1/2.3型CCDセンサー(1000万画素)を2つ搭載するのは従来機と同じ。

新しい画像処理エンジン「リアルフォトエンジン 3D HD」

新しい画像処理エンジン「リアルフォトエンジン 3D HD」

1280×720ドットの動画撮影が可能になった

1280×720ドットの動画撮影が可能になった

 新機種は画像処理エンジンに新開発の「リアルフォトエンジン 3D HD」を採用。信号処理が高速化したほか、HD(1280×720ドット)の3D動画撮影が可能となった。

 外観デザインも若干変更され、従来機よりも奥行きと高さが約2mm小さくなった(幅124×奥行き27.8×高さ65.9mm)。また、撮影時重量も250gと、従来機から50gほど軽くなっている。

 従来機と同じく3D映像は裸眼で背面の液晶モニター上で確認できるが、新機種は画面が大型化。2.8型(約23万ドット)から3.5型ワイド(約115万ドット)となり、解像度も上がっている。

本体底面の電池室。SDメモリーカードスロットを搭載

本体底面の電池室。SDメモリーカードスロットを搭載

3D映像出力設定。「サイドバイサイド」のほかに「3D」(フレームシーケンシャル方式)が選択できる

3D映像出力設定。「SIDE-BY-SIDE」のほかに「3D」(フレームシーケンシャル方式)が選択できる

 さらに本体のHDMI端子は3Dテレビに対応。サイド・バイ・サイド方式に加え、フレームシーケンシャル方式でも出力できる。

 そのほか、プリントサービスとして専用の用紙(レンチキュラーシート)に熱転写方式でプリントする「FUJIFILM 3Dプリントサービス(クリアタイプ)」を開始。価格は420円となる。

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