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柳谷智宣の「真似したくなるPC活用術」 第26回

楽しみ方がわからないTwitter初心者に勧める技 前編

2010年08月10日 12時00分更新

文● 柳谷智宣

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自分でつぶやいてフォロワーに読んでもらう

 次は自分でつぶやいてみよう。つぶやく内容はそれこそ、何でもOK。おはようからおやすみまで、日常にあったことを書けばいい。単なる挨拶でも、仲のよい人は返信してくれるかもしれない。Twitterを友人・知人とのコミュニケーションツール、もしくは情報収集ツールとして活用するなら、仲間内だけで通じる話題だけでも問題ない。

140文字以内でつぶやく

140文字以内でつぶやく

 どうしても書き込むのに抵抗があるなら、無理してつぶやかなくてもOK。最初は、情報収集ツールとしてだけ活用する手もある。Twitterに慣れてくるうちに、つぶやきたくなるだろう。

 クライアントソフトやクライアントサービスを利用している場合は、写真や動画をアップロードして、短いURLをつぶやきに付けることができる。面白い被写体を見つけたときなどに利用したい。

写真を添付してつぶやける

ソフトによっては写真を添付してつぶやける。画面はiPhone用の「Echofon」

 つぶやいている内容が知り合いではない人にとって意味がない情報だと読んでもらえないし、フォローもしてもらえない。自分のフォロワーを増やしたいなら、面白いことや役に立つことをつぶやきたい。「この人のつぶやきを読みたい」と思ってもらえれば、自分がフォローした相手がフォローし返してくれたり、発言を辿ったり、プロフィール検索からフォローしてくれるかもしれない。

 とはいえ、新しくホームページやブログを開設したときと同様、いきなりヒット数=フォロワー数を増やすことは難しい。知名度のあるユーザーや企業でない限り、情報発信ツールとして活用するまでには時間がかかることは覚えておこう。

 おもしろい内容のつぶやきは、リツイートされたり、お気に入りに登録されたりする。そこからフォロワーが増えることも大いにあるが、無理に名言を書こうとしても疲れるし、先が続かない。無理せず、自分が面白いと思ったこと、考えていることを書けばいい。

 日記や読書録を書く人もいるし、のろけたり愚痴ったりすることもある。中には、多数のアカウントをフォローし、その中から面白い発言をリツイートするだけの人もいる。

 もし、ごく普通の人が大量にフォロワーを増やしたいなら、つぶやきの内容を何かに特化させることをお勧めする。その内容が面白ければ一気にフォロワーが増える可能性がある。一方で、ありふれた日常のつぶやきが入ると、興味をなくしてアンフォローされてしまうことが多いのだ。ある程度フォロワー数が増えると、逆にどうでもいい日常のシーンもおもしろがってもらえるようになる。

 また、アイコンは意外と大事だ。アイコンが気に入らないという理由でフォローしなかったり、かわいいアイコンだからフォローするということもある。初期状態のアイコンのままはダメ。自分の写真やペット、愛用品、風景など、どんな画像でもいいが、目を引くようなアイコンにしたい。有名人の画像をネットからコピーするのは著作権にひっかかるし、おもしろくもないのでお勧めしない。

アイコンを変更できる

「設定」→「プロフィール」→「画像を変更する」(赤枠内)でアイコンを変更できる

 Twitterは、まずフォローしまくって読むことからはじめ、返信、投稿とステップアップしていけばいい。とにかく、入れ込みすぎず、気軽に利用するのが楽しむコツだ。適当にフォローして、適当に読み流し、気が向いたらつぶやいてみる。しばらくすれば、Twitterの他の機能や面白いつぶやきをするユーザーを見つけ、さらに楽しくなるだろう。

 次週予定の後編では、Twitterで引かれたり嫌われる発言、しがらみでアンフォローできない人がいる場合の対処法、複数アカウントの使い分け技などを紹介する。

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