このページの本文へ

2020年3月までサポートされる「HP IceWall SSO Ver.10.0」

ますます堅牢になった「HP IceWall SSO Ver.10.0」

2010年08月10日 06時00分更新

文● TECH.ASCII.jp

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷

 8月9日、日本ヒューレット・パッカードは、シングルサインオン製品の新バージョン「HP IceWall SSO Ver.10.0」を発表。8月2日より出荷を開始した。

認証基盤の位置づけの変化

 新バージョンでは、認証サーバーを複数持つことで、負荷分散を可能にし、処理性能や拡張性を向上させた「認証モジュールの分散化」機能や、認証データベースがダウンしてもアクセス認可処理が継続できる「アクセス専用スレッド」、認証サーバーを停止することなく、認証モジュールの設定変更をノンストップで実施する「ノンストップメンテナンス」機能などが追加されている。

 また、クラウドや仮想化への対応強化では、VMwareを利用した仮想化環境における認証基盤の動作検証の実施や、最高レベルの暗号強度を採用するなどセキュリティを大幅強化、独自プロトコル(ICP 2.0)のHTTP化を実現した。

 さらに、機能強化とともに今後10年先まで(2020年3月まで)のサポートプランを提供。最先端かつ長期安定利用が可能なシングルサインオン環境構築を可能にし、IT運用の柔軟性を維持しながら、ビジネスリスクを低減させるという。

 価格は157万5000円から(100ユーザーから)

他社サイトとの連携やクラウドサービスとの接続などにより認証基盤の範囲が拡大している

カテゴリートップへ