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Xperiaでのレスポンスはやや微妙?

Android対応のBluetoothキーボードを早速試してみた

2010年08月06日 12時00分更新

文● オカモト/ASCII.jp編集部

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iPhoneでは可能でもAndroidでは不可能
それがBluetoothキーボードの接続

 Android端末への接続をサポートするという、画期的な折りたたみ式Bluetoothキーボードがエレコムより「TK-FBP017BK」として発売された。外箱に正式に対応をうたわれているXperia/HTC Desireのほかにも、iPhone(要iOS4)/iPad、PLAYSTATION 3、Windows Mobile 6.1以降、Windows XP(SP3)/Vista/7などで利用できる。実売価格は約1万3000円。この製品を編集部では早速購入してテストした。

 もっともAndroidでBluetoothキーボードが繋がることって、そんなに画期的なの? という疑問を持つ人もいるかもしれない。というのもiPhoneやiPadでは、すでに繋がるからだ。実際iPhoneがiOS4でBluetoothキーボードに対応してからは、IT系メディア業界においても、発表会などでiPhone+Bluetoothキーボードを使って原稿を作成している人を見かけるようになっている(本当の話)。

キーボードの左上部からスマートフォンを立てかけるための台を取り出せる。このようなスタイルで作業をしている記者を発表会などでときどき見かける

 ちなみにiPhoneやiPad、さらにPCなどで、Bluetoothキーボードを接続する際は「HID(Human Interface Device)」という、各種入力機器用のプロファイルを用いる。ところが、現在国内でリリースされているAndroid端末にはこのHIDプロファイルをサポートしている製品がない。てなわけで、Android端末ではBluetoothキーボードは使えないというのがこれまでの常識だった……のだがTK-FBP017BKが覆したのある。

iPhoneではBluetooth機能をオンにして認識させれば、すぐにキーボードが利用可能になる。ただ英語配列しかサポートしていないため、JIS配列のTK-FBP017BKとの組み合わせでは、キーと実際に入力する文字が若干異なる問題が発生する

 なぜTK-FBP017BKがこの常識を覆せたか。その秘密は「SPP」というプロファイルを用いる点にある(Android端末以外ではHIDプロファイルで接続するため、切り替えスイッチが用意されている)。SPPは「Serial Port Profile」の略。そうシリアルポートだ。昔のPC/AT互換機ではシリアルポートにマウスを繋いでいたので、それと似たようなモノってところだろう。

Android端末上でTK-FBP017BKを利用可能にするには、専用文字入力ソフト「EleWnn」と専用ユーティリティをインストール。文字入力ソフトをEleWnnに切り替えたのち、専用ユーティリティ上でデバイスを認識させる

 ただし、SPPは通常入力機器を繋げるためのプロファイルではないため、TK-FBP017BKとの接続には、専用の文字入力ソフトをインストールしておく必要がある。具体的にはエレコムが無償提供する「EleWnn」というソフトを導入する(ウェブ上からダウンロード可能)。ソフト名からもわかるように、内部的にはオムロンソフトウェアが無償で公開している「OpenWnn」が用いられており、連想変換もサポートするほか、変換性能もまずまずといったところだ。

一旦キーボードを認識させてしまえば、あとはどんなアプリでもキーボードから文字入力が可能になる

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