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3DやBDXL対応だけじゃない

AQUOS ブルーレイ「ならでは」の機能を見た!

2010年08月03日 19時41分更新

文● ASCII.jp編集部

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2TB HDD内蔵の「AQUOS ブルーレイ BD-HDW700」(実売価格27万円前後)。1TB HDD内蔵の「BD-HDW70」(実売価格19万円前後)もある

2TB HDD内蔵の「AQUOS ブルーレイ BD-HDW700」(実売価格27万円前後)。1TB HDD内蔵の「BD-HDW70」(実売価格19万円前後)もある

 7月30日に発売されたシャープのBlu-ray Discレコーダー「AQUOS ブルーレイ BD-HDW700」と「BD-HDW70」。

 3D BDコンテンツや3/4層の新BD規格「BDXL」への対応が注目されているが(関連記事)、ほかにも「両機種ならでは」の機能がたくさん盛り込まれている。今回、機能を少し体験する機会を得たので、そのあたりを紹介していこう。

3層のBDXLメディアは100GBの記録容量を持つ

 まず3D BDへの対応。両機は2番組同時に長時間録画(最大10倍)することが可能だが、さらにその状態で3D BDの再生が可能となっている。それだけではなく、高速ダビングやスカパー!HDチューナーで受信した番組の録画までもが長時間2番組録画中に行なえる。このマルチタスク性は大きなアドバンテージだろう。

新トランスコーダーの説明。音声や字幕データなどはそのまま保存することもできる

新トランスコーダーの説明。音声や字幕データなどはそのまま保存することもできる

3層BDXLメディアに10倍で録画すると約87時間も記録できる

3層BDXLメディアに10倍で録画すると約87時間も記録できる

 ちなみに、トランスコーダーもノイズ低減処理を加えた新しいものを採用しており、長時間モードでもより美しい映像の記録が可能となった。

ドルビーヘッドフォンの設定。オン/オフで切り替えられる

ドルビーヘッドフォンの設定。オン/オフで切り替えられる

汎用のヘッドフォンで利用可能だが、シャープからもヘッドフォンがリリースされている

 新たに搭載されたヘッドフォン端子もBD-HDW700/70ならではの特徴の1つ。バーチャルサラウンド技術である「ドルビーヘッドフォン」を利用し、普通のステレオヘッドフォンでも5.1chまたは7.1ch(ソースによる)のサラウンド音声が楽しめる。実際に3D映像とともに視聴してみたが、やはりサラウンドのオン/オフでは迫力が違う。

「かんたん番組検索」のイメージ

「かんたん番組検索」のイメージ

文字列を選択すると番組表からの検索か録画番組リストからの検索かを選べる

文字列を選択すると番組表からの検索か録画番組リストからの検索かを選べる

 使い勝手の面でも面白い機能を搭載する。「かんたん番組検索」は、番組表の番組データなどから、任意の文字列を抜き出して、その文字列で検索をかけられる機能。検索は番組表(未来の番組)と録画した番組(過去の番組)の中から行なえる。一度抜き出した文字列は最大6個まで登録でき、後日(たとえば番組表が更新されたタイミングで)、再検索する際も簡単に番組探しができる。

本体背面から若干飛び出した感じで実装されている無線LANモジュール

本体背面から若干飛び出した感じで実装されている無線LANモジュール

 そのほか、IEEE 802.11a/b/g/nの無線LANモジュールを内蔵しているのもBD-HDW700/70の特徴だ(ただし機能自体は後日のアップデート対応で、現状は利用できない)。USBの無線LANアダプターに対応するBDレコーダーはあるが、それらと比べると別途アダプターを購入する必要がなく、接続の手間も省ける。

 無線LANを導入している家庭に置くなら、ぜひ活用したい機能だろう。

 なお、同社はBD-HDW700/70購入者を対象に、ワーナーが10月6日に発売予定の3D BDタイトル「タイタンの戦い3D」を先着5万名に無償で提供するキャンペーンを実施しているが(テレビ購入者を合わせると10万名)、早い人であれば8月中旬には届くという。

 うまくすれば最速のタイミングで3D BDタイトルを入手できる、という点もBD-HDW700/70ならではだろう。

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