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柳谷智宣の「真似したくなるPC活用術」 ― 第25回

まだまだ現役のWindows XPを安全に使い続ける技

2010年08月03日 12時00分更新

文● 柳谷智宣

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Windows XP を使い続けたい……

 去る2010年7月14日、Windows XP SP2のサポートが終了した。Windows Vistaと比べて好評なWindows 7へアップグレードしなさい、ということだ。しかし、さまざまな理由で「Windows XPを使い続けたい!」というユーザーも多いはず。そこで今回は、Windows XPを使い続けるためのポイントを紹介しよう。


SP3ならWindows XPはまだまだ使える

 Windows XPはよくできたOSだ。個人ユーザーはもちろん、多くの企業もWindows XPが動作するパソコンを今も使っている。さらにはMacやLinuxのように、熱狂的なファンを獲得しているほどだ。実際、一般的な作業はWindows XPマシンでも十分行なえる。Windows XP時代のアプリケーション資産の中にはWindows XPでしか動作しないものがあるが、Windows Vista以降に登場したフリーソフトや製品の多くはWindows XPをサポートしている。

 それでも新しいOSへのアップデートを勧める大きな理由は、サポートだ。Windows XP Home Editionのようなコンシューマー向けWindowsは、製品発売後5年間のメインストリームサポートを提供している。一方でProfessionalやUltimateなどのビジネス向けに位置するWindowsは、5年間のメインストリームサポートと、さらに5年間の延長サポートを受けられる。

 メインストリームサポートでは、セキュリティー更新プログラムの提供や有償サポート、無償サポートや新機能のリクエストなどが可能だ。延長サポートでは、無償サポートと新機能のリクエストがなくなり、修正プログラムの新規リクエストは「延長修正プログラムサポート契約」が必要になる。

 しかし、絶大な人気を集めたWindows XPは、サポートの期間をたびたび延長してきた。しかも、本来コンシューマー向けエディションであるWindows XP Home EditionやWindows XP Media Center Editionも、今では延長サポートの対象となっている。メインストリームサポートは2009年4月14日に切れているが、延長サポートは2014年の4月8日まで。これは製品発売から12年半にもなり、Windows史上、最も長いサポート期間となる。

プロダクトサポートライフサイクルマイクロソフトのサイト「プロダクトサポートライフサイクル」でサポート期間を調べられる

 最近ニュースに取り上げられているのは、「Windows XP SP2のサポートが切れた」こと。だからWindows XPもService Pack 3にアップグレードすれば、延長サポートはまだ受けられるというわけだ。ただし、Windows XP用のService Packはもう開発されていないので、延長サポートは製品と同様に2014年までとなる。

 つまりWindows XP SP3なら、セキュリティーに不具合があったときの更新プログラムはこれからも提供される。どうしてもマイクロソフトに質問したいことがあれば、有償サポートも可能だ。Windows XPはあと3年半、問題なく使い続けられると考えていい。

XPにはSP3を導入して最新の状態にXPにはSP3を導入して最新の状態に

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