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ソニーのミラーレス一眼「NEX」を使いこなす! ― 第3回

アイテムで苦手を克服!? NEXでマクロ撮影

2010年07月29日 12時00分更新

文● 周防克弥

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 前回までで望遠、広角と試してきたので今度はマクロに挑戦! ……したいのだが、意外にもというか、始める前からわかっているのだがNEXはマクロが少し苦手。

 これはミラーレス一眼と呼ばれるレンズ交換式コンパクト機、つまりNEXに限らずオリンパス&パナソニックのマイクロフォーサーズなどのすべてに言えることだが、正直、コンデジのほうが気楽にマクロ撮影が行なえる。

 これはレンズ交換式という利点のはずの機能が、欠点の1つになってしまっているからだ。簡単にいえば、マクロ撮影をするならマクロレンズを装着するように考えられているのである。しかしながらNEXにはまだ専用マクロレンズが存在しない。以前にα用Aマウントレンズの30mmマクロを使用したが、マウントコンバーターを併用する必要があり、さらにAFが機能しないという欠点がある。

 コンデジの場合にはレンズ交換ができないが、多くの機種の場合、マクロ機能もしっかりと搭載され、一部の機種ではレンズ前1cmとかの撮影も簡単にできてしまう。

 一眼レフと呼ばれるカメラの場合は光学ファインダーに顔を近づけて、フレーミングを行なうため、マクロ撮影をしようとすると当然、頭そのものを近づける必要が出てくる。

 一方でコンデジの場合は背面液晶でのライブビューが基本なので、マクロ撮影をしようとした場合、頭を近づける必要はなく、ただ手を伸ばしてカメラだけを被写体に近づければ良い。コンデジのほうが明らかに気軽だし、レンズ固有の最短撮影距離を気にしない人も多いだろう。

 NEXを始めとするミラーレス一眼と呼ばれる機種の場合、デジタル一眼レフとコンデジの特徴が合体しているような感じなのだが、この部分で若干の不便さがでてしまう。

 レンズ交換式なのでマクロ撮影を行なうには専用レンズを装着すればいいのだが、マクロではない単体のレンズそのものはマクロ撮影に向いている訳ではない。しかし、ライブビューで撮るため、ついコンデジ感覚で被写体に気軽に手を伸ばして近づけてしまうが、近接性能が高くないため、近づきすぎてピントが合わない場合が多い。ちょっとしたジレンマだ。

 というわけで、現在発売されている16mmと18-55mmの2本で少しだけ小道具を併用してマクロ撮影をしてみた。

ケンコーの「49mm ACクローズアップレンズ No3」(実売2000円前後) ケンコーの「49mm ACクローズアップレンズ No3」(実売2000円前後)

 小道具といっても大したものではない。ただのクローズアップレンズだ。クローズアップレンズとはレンズの先端にフィルターのように装着して近接性能を若干アップさせつつ、少しだけ拡大撮影することでレンズの素の状態よりも被写体を大きく写すことのできるアイテムだ。

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