Thermaltake「THERMALCAMP 2010 IN AKIHABARA」
Thermaltakeが「THERMALCAMP 2010」を開催!
2010年07月17日 23時52分更新
17日(土)、CAFFE SOLARE(カフェソラーレ)LinuxCafe秋葉原にて毎夏恒例となるThermaltake主催のイベント「THERMALCAMP 2010 IN AKIHABARA」が開催された。イベントでは「COMPUTEX TAIPEI 2010」で発表された新製品が国内初登場。さらに、豪華景品がてんこ盛りの「感謝大抽選会」もあり、暑いなか多くユーザーが来場していた。
イベントでは、Thermaltakeブランドとなる新製品のケース、CPUクーラー、電源などのPCパーツに加えて、「LUXA2」ブランドのApple向け新製品と、「Tt ESPORTS」ブランドのゲーミング製品などの展示、解説が行なわれた。基本的には「COMPUTEX TAIPEI 2010」でのThermaltakeブースを再現したかたちで、国内ユーザーへのお披露目会ともいうべき内容だ。ここでは会場で気になった製品を中心にイベントの様子をお届けしていこう。
HDDドッグ搭載のBlacXシリーズ
「V9 BlacX Edition」と「V6 BlacX Edition」
トップに配置された2台のHDDドックが特徴的な「V9 BlacX Edition」。HDDドックはSATA接続で、2.5/3.5インチ両対応。さらにトップにはUSB3.0対応ポートを1機搭載している。
主なスペックは、全体サイズが215(W)×480(D)×490(H)mm、HDDドック以外のベイ数はオープンベイが5インチ×3と3.5インチ×2、内部ベイが3.5インチx5という構成だ。冷却システムはフロントが12cmファン(1000rpm/16dBA/14cmファンに交換可能)で、リアが12cmファン(1300rpm/17dBA)、トップが23cmファン(800rpm/15dBA)となっている。発売は8月下旬予定で、予価は1万6000円前後。
一方、廉価版となる「V6 BlacX Edition」は、搭載されるHDDドックが1台となりUSB3.0ポートも未搭載となる。主なスペックは、220(W)×490(D)×462(H)mm、HDDドック以外のベイ数は5インチ×8で、製品には3.5インチや2.5インチベイとして使う変換マウンタが付属する。冷却システムはリアが12cmファン(1300rpm/17dBA)、トップが20cmファン(800rpm/15dBA)でオプションとしてフロント、トップ、サイドにそれぞれ12cmファンを追加出来る。発売は8月上旬予定で、予価は1万2000円前後。
ARMORシリーズのキューブタイプ「ARMOR A30」や
AMD、NVIDIAバージョンのケースも
Thermaltake初の「80PLUS GOLD」認証電源
「Toughpower Grand」シリーズ
Thermaltakeとしては初の「80PLUS GOLD」認証電源となる「Toughpower Grand」シリーズ。750Wモデルと650Wモデルの2種類が用意されている。12Vは最近流行りの1レール構成で、750Wでは60A、650Wでは52Aを実現している。高品質なパーツを使い、電源としては非常に長い7年という長期保証となる。両モデルとも8月下旬発売予定で、価格は750Wが2万円前後、650Wが1万8000円前後の予定だ。
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