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クラウド事業者向けのメールサービスを提供開始

「スパム打ち逃げ」を防ぐ!センドメール新サービス

2010年07月13日 06時00分更新

文● TECH.ASCII.jp

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 7月12日、センドメールは、クラウド事業者向けのメールサービス「クラウドメール・インフラストラクチャ」を発表。同日より提供開始する。価格はオープンプライス。

クラウド事業者向けのメールサービス「クラウドメール・インフラストラクチャ」を発表

 クラウドメール・インフラストラクチャは、「Sentrion MPV」と各種コンサルティングサービスを組み合わせたソリューションパッケージ。メール配送エンジン機能とアンチスパム/アンチウィルスをはじめとする各種セキュリティ機能を備えたVMware対応のメールセキュリティ仮想アプライアンス「Sentrion MPV」と、総務省の通信事業者向け迷惑メール対策ガイドラインに準拠したコンサルティングなどを組み合わせている。

 簡単に短期間でメール環境を利用可能にするクラウド型サービスは、短期間に大量の迷惑メールを送信しプロバイダーからの警告が来る前に解約して、すぐに次のプロバイダーに乗り換える迷惑メール送信者(スパマー)による「打ち逃げ」に悪用される恐れがある。しかし、本サービスは送信ドメイン認証や25番ポートブロック(OP25B)による迷惑メール対策に必要な設定ファイル、テンプレートを組み合わせこうした打ち逃げを防ぐとしている。

 また、事業者のセキュリティ対策が違法行為とならないよう、センドメールならびに同社のパートナーが、総務省の「迷惑メール対策ガイドライン」に準拠し、長年の通信事業者やASP事業者向けサービスの実績に基づくコンサルティングサービスを提供する。

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