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最新のパソコン向け液晶ディスプレーでは、倍速補間や超解像など、ハイエンド液晶テレビで培われた最先端技術を投入するのがトレンドになっている。プロフェッショナル向け高品位ディスプレーで知られたEIZO(ナナオ)も例外ではなく、ディスプレー&テレビの「FORIS」シリーズに、倍速表示とヘッドホン向けバーチャルサラウンド機能を引っさげて、ゲーム用途を重視した「FORIS FX2301TV」を投入した。
![]() | 「FORIS FX2301TV」。インテリアとしてもハイセンスなデザインを採用するのが特徴。下部の赤いボックス「サウンドジャケット」は交換できる |
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がっしりとした作り 存在感のある独特の雰囲気を持つ筐体
最初に外観からみていこう。同社のディスプレー製品では、従来からスクエアデザインが好んで使われている。それはFX2301TVでも例外ではなく、狭縁ベゼルの下部にステレオスピーカーを収めたボックスを付けた、表裏対称形の独特なスタイルを採用する。
カラーリングは、本体部分がつや消しの黒で、下部のボックス部分「サウンドジャケット」が赤(フィーバーレッド)、もしくは黒(ワンダーブラック)の2モデルが標準となっている。しかし、スピーカーカバーとなっているサウンドジャケットは交換でき、標準2色のほかに、青(アクティブルー)、黄(ディライトイエロー)、茶(ディアブラウン)の3色がオプション(直販価格 2980円)で用意されている。
本体部分も、昨今の薄型化の流行に反するように、70mmの厚みがあり、がっしりとしたイメージを受ける。放熱用スリットから内部を覗くと、金属シャーシを多用していることが見て取れるが、それに応じて重さは本体部分が約8.0kg、スタンドの板が約1.1kg、あわせて9.1kgとかなり重い。
![]() | 背面は全面に渡ってフラットな作りとなっている。すっきりしたデザインだが、ケーブル類の逃げ場所がないため、VESAマウントを利用しての壁掛け設置は難しいか |
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スタンドは、本体足の部分に一枚板を取り付けるようになっており、専用の手回しネジ1本で簡単に着脱できる。高さ調整はできないが、上方向に20度、下方向に5度のチルトが可能である。
![]() | 本体(モニター部分)の下部がくさび状になっているなど、全体に渡ってデザインの統一性がある。スタンド底板は取り外せる |
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背面はフラットで、中央左下に電源コネクターと電源スイッチ、右下に入出力コネクターが集中している。多彩な入力系統を備えており、デジタル映像ではHDMI×2とパソコン用のDVI-D(HDCP対応)×1、アナログ映像ではパソコン用のアナログRGB(D-Sub)と、D5端子ならびにコンポジット入力(D5と排他)を各ひとつ備える。
![]() | 入出力コネクター部分。多彩な入力を備える。オーディオ入力端子が多いのも特徴で、映像信号とは切り離しての再生が行なえる |
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オーディオについても、DVIとアナログRGB用のステレオミニピンジャックと、D5に対応するRCAピンコネクターを備える(HDMIはもちろんオーディオ入力可能)。設定によって映像はHDMI、音声はRCAピンなどといったように個別出力が可能だ。オーディオ出力端子については後述する。
VESAマウントにも対応しているが、スタンド板を取り外すと、足の部分が丸見えになってしまうのは惜しいところだ。また、スピーカーカバー部分を交換可能にしたのは、ディスプレー製品としては面白い試みだ。ただ、デザイン性を重視するリビング向け製品ならともかく、本機のターゲット層にとってそれほど意味があるとは思えない。
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