結構違う!? 各機種で使える3D機能
各機種の3D機能の違い | ||||
---|---|---|---|---|
機種名 | 富士通 FH550/3AM | NEC VN790/BS | 東芝 TX/98MBL | ASUS G51Jx 3D |
3D方式 | 偏光フィルター方式 | アクティブシャッター方式 | ||
Blu-ray 3D | ○ | ○ | ○ | △(要再生アプリ) |
DVDの3D化 | ○ | ○ | △(要アプリ) | △(要アプリ) |
3D動画の撮影/作成 | ○ | × | × | × |
FinePix W1で撮影した動画の再生 | × | ○ | ○ | ○ |
FinePix W1で撮影した写真の再生 | ○ | ○ | ○ | ○ |
3Dゲームの対応 | △(対応ゲームのみ) | × | ○ | ○ |
ここで各機種の3D機能をまとめてみると、機種によって得手不得手がハッキリしている結果となった。
比較的万能に近いのが富士通のFH550/3AMだ。3D動画や写真を自分で作れるのは面白い。DVDを3Dで見られる機能も楽しめる。とはいえ、FinePix W1で撮影した動画が再生できなかったのが残念なところだ。
ゲームをしないのであれば、NEC VN790/BSも使いやすく、有効な選択肢と言えるだろう。特にFinePix W1と組み合わせて使ったり、普通の写真を3D変換できるため、写真ユーザーには良い選択肢と言える。
ノートの方が良いユーザーや、3Dゲームをプレイしたい、国内メーカーの方が安心できるという場合には、東芝 TX/98MBLがオススメだ。添付のWinDVDで3D対応BDタイトルが見られるのもポイントが高い。
ASUS G51Jx 3Dは東芝と同様の仕様だが、光学ドライブがBD記録に対応していないのと、PowerDVDがバージョン9のままなのが痛い。もっとも、まだ3D対応BDタイトルが発売されていない状態なので、とりあえず安く3Dノートを手に入れたいのであれば選択してもいいだろう。後でPowerDVD 10にアップグレードすれば、3D対応のBDタイトルと、DVDの3D変換が行なえるようになる。
偏光フィルターとアクティブシャッターのどちらの方式を選ぶかが好みの分かれるところだが、人によっては長時間の視聴で気持ち悪くなる場合があるので、購入の前には販売店に設置されている展示機などで試して、自分の目にあった方式を購入するようにしよう。特にアクティブシャッター方式は個人差が出るようだ。
次回は3D対応PCを自作するのに必要なデバイスや、3Dタイトルが作れるカメラなどの紹介を行なう予定だ。
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