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デジタルパブリッシングフェア2010レポート

日本企業に勝ち目はあるか? 電子書籍戦争、秋には開戦へ

2010年07月09日 12時00分更新

文● 盛田諒/ASCII.jp編集部

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 電子書籍の博覧会「デジタルパブリッシングフェア2010」が開催されている。期間は8日から10日までの3日間だ。場所は東京・国際展示場。

 同時に開催されている書籍見本市「東京国際ブックフェア」には、出版社や作家協会、書店、取次といった出版業界関係者が軒を連ねる。だが、デジタルパブリッシングフェアにはそういった「いわゆる出版業界」の影はほとんど見えない。

 ここで展示しているのは「インターネットの貸し本屋」、「ゴルフスイングが動画で見られる雑誌」、「漫画のコマを自動認識するシステム」etc、etc……。それではさっそく、これら電子書籍の最新技術を紹介していこう。


敵でも味方でもありません 奇妙な黒船・グーグル社

 トップバッターはご存知、グーグル社。発表したのは検索サービス「Googleブック検索」の新しい機能。出版社に無断で書籍をスキャンして公開したという「前科」をつくったことで、日本はもちろんアメリカ本国の出版業界にも大きな衝撃を与えたサービスだ。

 グーグルではGoogleブック検索について、中身が読めるのは全体の20パーセントという点を説明した。強調したのは「閲覧ページが増えるほど、購入者も増える」ことだ。

 その状況をふまえ、今回グーグル社が提案したのが「Googleエディション」。これまでの状況を「書籍全体の20パーセントしか掲載できていない」状態とした上で、書籍全体を100パーセント読めるような状態にする有料サービスがGoogleエディションだ。

地図サービス「Googleマップ」では書店も検索できるようになったという
Googleブックには、どんな人が、いつ読んで、何を買っていってくれるのかを調べるしくみも備えているプリントアウトやコピーができないように加工もほどこされている。出版社のページから「本」を直接買うようなしくみにもできる

 秋にはまずアメリカでサービスインし、来年にも日本での導入を予定している。「1冊送るだけで、勝手に電子書籍化してくれる」サービス。何について話を聞いても「ビジネスモデルはありません」と答えるグーグルらしい電子書籍への回答だ。

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