7月6日、東陽テクニカは米フルーク・ネットワークスのネットワークアナライザ「Network Time Machine」の新製品を販売開始した。
Network Time Machineは、キャプチャしたデータをHDDに保存することで大量のパケットを保存可能なハードウェア型のネットワークアナライザ。フルークが最新のバージョン7.1をリリースしたことにあわせ、東陽テクニカでは10GigabitEthernet( 10GbE)対応のハイパフォーマンスモデル「Premium3」や最大60TBのパケットキャプチャ用HDDを搭載する大容量モデル「Standard3 EA」など、新モデル3タイプの販売を開始した。
Premium3は、10GbE対応のXFPインターフェイスを2ポート搭載。合計10Gbpsのトラフィックをロスなくキャプチャできる。パケットを保存するHDDはRAID 5で構成されている。
また、Standard3 EAは標準で20TBのHDDを搭載し、オプションによる最大60TBにまで拡張可能。1ギガビットEthernetインターフェイスを4ポート搭載し、合計で4Gbpsのトラフィックレートを実現している。
3モデル目は「Express3」で、1Uラックマウント筐体のエントリーモデル。1TBのキャプチャ容量をサポートし、1ギガビットEthernet×4の同時キャプチャに対応する。
3モデルとも出荷開始は7月6日で、価格は398万円(税別)から。