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古田雄介の“顔の見えるインターネット” 第75回

四次元の目で日本をながめる「写真で見る日本の歴史」

2010年07月06日 12時00分更新

文● 古田雄介

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知識系サイト「写真で見る日本の歴史」。思わず訪れたくなるような景色がずらりと並ぶ

 イーラーニング(インターネットでの学習)という言葉が出てくる前から、純粋に知的好奇心をかきたててくれる良質なサイトは数多く存在していた。

 「写真で見る日本の歴史」もそのひとつだ。サイトは日本各地の名所旧跡をの写真をその成り立ちや役割などの解説文とともに掲載し、収録写真は2010年7月時点で1715枚を数える。並行して発行しているメルマガは、8年近くかけて300回に迫る勢いだ。

 写真に添えられた文章は高濃度の情報を詰め込みつつも短くまとめているため、サラリといろいろな知識を吸収できる。そうしたクオリティの高い情報を一定のペースで8年以上アップし続けているのが、管理人の「社会科ちゃん」だ。

 社会科ちゃんは、長崎の中学校で社会科教師となり、現在は京都の小学校で同じく社会科を担当する人物。そんな「社会の先生」は、どんな意図でこのサイトを運営しているのだろうか。顔の見えるインターネット 第75回は、そこを追っていきたい。

写真で見る日本の歴史

 2001年に元サイト「社会科ちゃん」の1コーナーとして生まれた、日本史と国内旅行の定番サイト。月に3~4回ペースで更新しており、膨大なコンテンツは全件検索のほかに、「テーマ」や「シリーズ」からもたどれる。

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