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Abee「AS Enclosure 501」

新機構「SID」採用の新型ケースがアビーから発売に

2010年06月29日 22時13分更新

文● 増田

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 フロント下部とボトムフロント側を大胆にカットすることで、大型エアダクトを実現したという新機構「SMART INTAKE DUCT」(以下:SID)を採用するPCケース「AS Enclosure 501」がアビーから発売となった。カラーリングはシルバーの「ASE-501-S」とブラックの「ASE-501-BK」2モデル。

「AS Enclosure 501」

新機構「SMART INTAKE DUCT」(以下:SID)を採用するアビーの新型PCケース「AS Enclosure 501」

ご覧のようにフロント下部とボトムフロント側を大胆にカットすることで、大型エアダクトを実現するユニークな発想となっている

 同ケースの特徴は、やはり前述の「SID」につきる。この「SID」は底面吸気を担う120mmファン(1000rpm)と、すぐ後ろにあるもう1基の120mmファン(1000rpm)を連装するデュアルファン構成。SID後部側のファンユニットは、角度調整機能を備えるため、フロントファンが送り込むフレッシュエアをビデオカードやCPUなど、特に冷却したい熱源にダイレクトで供給可能となる。

すぐ後ろにあるもう1基の120mmファン(1000rpm)を連装するデュアルファン構成。後部側のファンユニットは、角度調整機能を備えるため、フロントファンが送り込むフレッシュエアをビデオカードやCPUなど、特に冷却したい熱源にダイレクトで供給可能となる

 主なスペックは、サイズが219(W)×459(H)×484(D)mmで重量が約8.1kg。ベイ数は5インチ×3、3.5インチベイ×1、3.5インチシャドウベイ×4。背面のPCIスロットは8基で、VGAスペースは320mm。マザーボードはATXより一回り大きいXL-ATXまで搭載可能となる。
 その他、ファンは前述の2基のほか、リヤに120mmを1基搭載している。また、3.5インチシャドウベイのフロント側にオプションで120mmファンを1基増設できる。
 マザーボードベース裏面のスペースには、ネジ留めを可能とするCPU用メンテナンスホールやケーブルを配線できるため、エアフローを遮らないスマートなケーブルレイアウトが可能だ。価格は2万9980円。クレバリー1号店やツクモパソコン本店、TSUKUMO eX.、ソフマップリユース総合館、ソフマップ本館、T-ZONE.PC DIY SHOPで販売中となっている。

内部とリヤの様子。背面のPCIスロットは8基で、VGAスペースは320mm。マザーボードはATXより一回り大きいXL-ATXまで搭載可能だ

マザーボードベース裏面のスペースには、ネジ留めを可能とするCPU用メンテナンスホールやケーブルを配線できるため、エアフローを遮らないスマートなケーブルレイアウトが可能だ

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