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HYBRID W-ZERO3で使えるBluetoothキーボードを総ざらい

2010年06月30日 18時00分更新

文● 川添貴生/インサイトイメージ

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HYBRID W-ZERO3ではテンキーによる軽快な文字入力が可能だが、本格的な長文を入力する際に力強い味方となってくれるのはリアルなキーボードだろう。そこで今回は、HYBRID W-ZERO3で実際に動作するBluetooth接続のキーボードを紹介していく。

Bluetoothキーボードとの組み合わせで
文字入力環境をグレードアップ

 デジタルデバイス間を接続するためのインターフェイスは数多く存在するが、モバイル機器における使い勝手のよさから、ここに来て急速に広まっているのがBluetoothである。ノートPCや携帯電話、あるいはスマートフォンなど多くのデバイスで採用されているほか、対応周辺機器も増加している。

 ウィルコムのHYBRID W-ZERO3もBluetoothをサポートしており、多様な周辺機器を接続することが可能だ。なおBluetoothでは、接続する周辺機器のカテゴリごとに「プロファイル」が用意されており、接続する両者が同じプロファイルをサポートしていれば利用することができる。

 HYBRID W-ZERO3がサポートしているのは、ヘッドセットやハンズフリー機器をサポートする「HSP(Headset Profile)」や「HFP(Hands Free Profile)」、音声を高音質で伝送する「A2DP(Advanced Audio Distribution Profile)」、音声やビデオをリモートでコントロールする「AVRCP(Audio/Video Remote Control Profile)」など。また「HID(Human Interface Device Profile)」にも対応しているため、マウスやキーボードを接続することも可能だ。

 HYBRID W-ZERO3ではテンキー以外に画面に表示されるソフトキーボードも利用可能だが、長時間作業するのであれば物理的なキーボードを使った方が楽だし、入力速度も断然早い。そこで今回はHYBRID W-ZERO3で使えるBluetooth対応キーボードを集めたので順に紹介する。まずはその前にBluetoothキーボードの基本的な接続方法を紹介しよう。

Bluetooth接続のキーボードを接続するには、まずWindowsメニューの「設定」内にある「Bluetooth」の画面を開く。ここで「新しいデバイスの追加」を選択するキーボードがペアリング状態になっていれば、自動的に検出される
キーボードが検出されたところ。選択して「次へ」をタップする続けてパスコードを入力する。ここで4桁以上の数字を入力して「次へ」をタップし、さらに同じ数字をキーボードでタイプし、Enterキーを押す
問題がなければ、画面上に「デバイスが追加されました」というメッセージが表示される。これで「完了」をタップすれば利用可能になる問題なくキーボードが接続されれば、画面上の「接続済み」の欄にキーボードの名称が表示されるはずだ

持ち運びに適した極小キーボード
アイ・オー・データ機器「CPKB/BT」

 アイ・オー・データ機器の「CPKB/BT」は、とにかくコンパクトで気軽に持ち運んで使える大きさが魅力的だ。サイズは151.3(W)×92.1(D)×14(H)mm、重量は約170gでカバンに入れても邪魔にならない。カバーが付属しているのも持ち運びに便利でうれしい。

CPKB/BT

 キー配列は日本語109配列をベースとした独自配列で、キーの数は59個。数字キーとアルファベットキーのほか、各種記号キーとカーソルキー、ShiftキーやCtrlキー、Fnキーのほか、ファンクションキーもF1からF4まで用意されている。

 記号入力の多くはShiftキーとの同時押しでの入力になるが「+」や「;」、「[」と「]」など一部の記号はFnキー、あるいはFn+Shiftキーの同時押しで入力する。

 キーピッチは11.5mm。通常のキーボードと比べるとかなり狭い。男性の手では普通のキーボードと同じ感覚でのタッチタイプは難しいと思われるが、慣れれば3本指でそれなりのスピードで入力できた。また本体が小さいため、両手でキーボード本体を支えつつ、両親指でタイプすることも可能だ。なおCPKB/BTは、ウィルコム公式のウィルコムストアから入手が可能である。

最大9台の機器のキーボードとして利用可能
エレコム「TK-FBP013」

 エレコムの「TK-FBP013」は83個のキーがある一般的な日本語配列のキーボードだ。サイズは221.2(W)×99(D)×20.8(H)mmで、重量は約250g(電池含まず)となっている。

TK-FBP013

 それでもキーピッチは15.6mmと一般的なキーボードと比べると狭いが4本指を使ってタッチタイプができた。指の動きは若干窮屈になるが、慣れればそれなりの速さで入力できる。

 記号キーなどの位置は通常の日本語キーボードと同様で、特殊な配置となっているのは半角/全角キーがF1の左隣、「¥」キーがバックスペースの左ではなく上に配置されている程度で違和感は少ない。

 またTK-FBP013にはWindowsキーが用意されており、HYBRID W-ZERO3の接続時にこのキーを押すと、キチンとWindowsメニューが表示される。アプリケーションキーもあり、こちらはコンテキストメニューが表示される。このあたりは、通常のPCに接続したときと同様の挙動になる。

 サンワサプライの「SKB-BT11」も、比較的よく似た83個のキーを持つ日本語配列のキーボードだ。キーのレイアウトや配置、15.6mmというキーピッチもTK-FBP013と変わりはない。この製品もウィルコムストアから購入可能だ。

 両機種に共通する特徴として、キーボードの上の面を使って自立できることが挙げられる。たとえば机の上のスペースを広げたいといった場合に、キーボードを立たせておけるというわけだ。また角度調整用のスタンドも背面にある。

SKB-BT11SKB-BT09

 なおサンワサプライにはさらに一回りサイズが大きい「SKB-BT09」(311(W)×160(D)×19.7(H)mm、約420g)という製品も存在する。キーピッチも19mmあるので、ほぼノートPCと同じ感覚で打鍵できる。サンワサプライの両製品もウィルコムストアから購入可能だ。

折り畳んでカバンの中にすっぽり収納
リュウド「Rboard for Keitai」

 リュウド「Rboard for Keitai(RBK-2100BTJ)」は持ち運びやすい折り畳み式タイプである。フルサイズのキーボードと同等の18mmのキーピッチを実現しつつも携帯性を高めている。

Rboard for Keitai

 サイズは使用時は285(W)×98.5(D)×14.5(H)mmで、収納時は145(W)×98.5(D)×19.5(H)mmとなる。これだけコンパクトであれば、気軽にHYBRID W-ZERO3と一緒にカバンに入れることも用意だ。

 HYBRID W-ZERO3を立てて使うことができる、着脱式のスタンドが本体に組み込まれているのも特徴的である。このスタンドはキーボードの左上の部分に収納されており、引き出すとHYBRID W-ZERO3を立て掛けられるようになっている。着脱式なので、好きな位置にHYBRID W-ZERO3を置いて使えるのもポイントだろう。

 キー配列はいわゆる日本語配列。「~」キーが最下段にある、ESCキーがボタン式など例外はあるが、おおよそ一般的な配列となっている。また右端のキーも極端にキーピッチが狭いということがなく、使っていて違和感はない。キーストロークも2.3mmが確保されており打鍵感も上々だ。持ち運び用のケースも標準で付属している。

ポインティングデバイス付きのお得なキーボード
ロジクール「DiNovo Mini」

 ロジクール「DiNovo Mini」は、とにかくコンパクトなBluetoothキーボードだ。本体には半透明のフタが備えられており、これを開くことでキーボードが現れる仕組みだ。

DiNovo Mini

 本体サイズは151(W)×59.5(D)×26.5(H)mmで、重量は173gとコンパクト。持ち運びはまったく苦にならない。

 ただ各キーもかなり小さく、キーピッチは10mmしかない。このため、タッチタイプはかなり難しい。両手で支えて親指で打つスタイルがもっとも使いやすいだろう。

 キーボードはいわゆる英語配列で、日本語配列のキーボードを利用することを前提としているHYBRID W-ZERO3では、キーに印字されている記号と異なる記号が入力されてしまうのが難点となる。

 特徴的なのは本体右上にある「クリックパッド」である。これはカーソルキーとタッチパッドのいずれかとして使えるもので、HYBRID W-ZERO3でもポインティングデバイスとして利用することができる。タッチパッドとして利用する際は、クリックパッド上で指を滑らせてカーソルを動かすことができ、強く押すとクリックになる。

自宅でもオフィスでも
そして外出先でも使いたい外付けキーボード

 ここまで紹介したように、HYBRID W-ZERO3ではさまざまなキーボードをBluetooth経由で利用することができる。

 キーボードを使うメリットは、なんと言っても長文を楽に入力できるようになること。特に4本指でのタッチタイプができるキーボードなら、PC利用時に近い感覚で入力していくことが可能だ。また今回紹介したキーボードはいずれも電池駆動に対応しているので、外出先の空き時間にファーストフード店などに入り、HYBRID W-ZERO3を目の前に置き、キーボードを使って快適にメールの返信などが可能になる。

 読者の中にはHYBRID W-ZERO3と一緒にモバイルノートPCも持ち歩いている人も少なくないだろう。しかし外付けキーボードとの組み合わせで、必ずしもそれは必要でなくなる。今回紹介したキーボードは150~250g程度。ノートPCよりは確実に軽量なはずだ。今回の記事を参考に、ぜひ自分にあったキーボードを探してほしい。

 なお、今回紹介したキーボードはすべて編集部にてHYBRID W-ZERO3に接続できることを確認しているが、製品によってはHYBRID W-ZERO3への対応が明記されていないものもある。自己責任で試していただきたい。

最後に手のサイズと比較して製品を撮影してみた

アイ・オー・データ機器「CPKB/BT」エレコム「TK-FBP013」
サンワサプライ「SKB-BT11」サンワサプライ「SKB-BT09」
リュウド「Rboard for Keitai」ロジクール「DiNovo Mini」


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