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鳥居一豊の「最新AVプロダクツ一刀両断」 ― 第7回

単品コンポの敷居の高さを解消!

初心者も安心の3D対応AVアンプ「RX-V567」

2010年06月16日 12時00分更新

文● 鳥居一豊

iPodの音もさらに高音質で楽しめる

「YDS-12」をRX-V567に接続し、iPodの音楽を再生してみる「YDS-12」をRX-V567に接続し、iPodの音楽を再生してみる

 最後にiPod用アダプター「YDS-12」を使って、iPodの音楽再生も試してみた。

YDS-12を接続した際のオプション画面。ボリュームの微調整のほか、スタンバイ時でも充電ができるように設定できるYDS-12を接続した際のオプション画面。ボリュームの微調整のほか、スタンバイ時でも充電ができるように設定できる

 基本的な音の傾向はややメリハリを効かせた聴いて楽しいサウンドとなる。圧縮音源のMP3とアップルロスレスの音質の違いもはっきりとわかる。

iPodの音楽再生など、圧縮音源用の高音質機能「MUSIC ENHANCER」の効果を調整できる。初期設定のHighのままでも嫌な強調感などはなく、より豊かな再生音が楽しめたiPodの音楽再生など、圧縮音源用の高音質機能「MUSIC ENHANCER」の効果を調整できる。初期設定の「High」のままでも嫌な強調感などはなく、より豊かな再生音が楽しめた

 もちろん、MP3では残念な音質になってしまうわけではなく、「MUSIC ENHANCER」を使えば圧縮音源にありがちな音の薄っぺらさがなくなり、CDに近い厚みのある音で楽しめるので心配無用。

リモコンの「Display」ボタンで、iPodのプレイリストを表示したところ。テキスト表示のみで日本語表示には非対応なのが残念だが、画面を見ながら選曲もできるのは便利だリモコンの「Display」ボタンで、iPodのプレイリストを表示したところ。テキスト表示のみで日本語表示には非対応なのが残念だが、画面を見ながら選曲もできるのは便利だ

 さらには、iPodのプレイリストなどをテレビ画面に表示することができるので、楽曲の選択などの操作も快適。iPodを使っている人なら、この別売アクセサリーは必須アイテムと言えそうだ。


アンプ入門者のみならずマニアックに設定をいじりたい人にも

 本機はとかく敷居が高く感じられがちな単品コンポのAVアンプとしては、格段にフレンドリーな作りになっており、入門用として最適なものになっていることに好感が持てた。そして、本機は7.1chアンプではあるが、フロント2chのみ、あるいは前方スピーカーだけでもサラウンドが楽しめるバーチャルサラウンド機能も備えている。だから、いきなり部屋にスピーカーを7本も置かなくても、最小単位の構成からスタートできるようにもなっている。

 テレビの音の手軽な高音質化としては、PC用などのパワードスピーカーをつないでやるのが第一歩で、その次が手軽なホームシアター機器となるだろうが、本機も使い勝手や親しみやすさでは身近なホームシアター機器とほとんど変わらない。

 しかも、使い慣れてきたときには、きちんと自分好みの音を追い込める調整機能もきちんと備えている。身近さとマニアックな本格機能を併せ持ったこのモデルは、入門用としてだけでなく、多くの人が長く愛用できる秀作だと感じた。


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