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スマートフォンを華麗に演出するLUXA2のモバイルホルダー!

2010年06月11日 16時00分更新

文● 近江 忠

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 スマートフォンが盛り上がってきている。4月にAndroid端末のXperiaが発売されて話題になり、現在開催中のWWDCではiPhoneの第4世代モデルが5月24日に発売開始と発表になった。この勢いもあってか、数々のスマートフォン関連の商品が登場してきている。今回紹介するLUXA2は、PCケースやCPUクーラーで有名なThermaltakeのラグジュアリー向けブランドで、Mac対応の製品が数多く出ている。その中でも「H1-Touch」と「H2」はスマートフォン向けのモバイルホルダーとして注目を集めている。

右が6本のアームで固定するタイプの「H1 Touch」、左が特殊なシリコンゴムパッドで固定する「H2」

 「H1-Touch」(以下「H1」)は6つのアームを持つのが特徴の製品。アームはすべて45mmから72mmまで連動して動作するようになっており、スマートフォン本体を左右と下から挟み込むような形で固定する。アーム先端にはグレーのゴム管が取り付けられており、またバックパネルが接触する部分には吸着性の高いシリコンゴムパッドが貼り付けられているため、スマートフォン自体を傷つける心配はない。

iPhoneを装着してみたところ

ホルダー部分は360度まわるので、横にしてつかうことも可能。ちなみに台座部分は逆にしても違和感なく利用できる。Macのモニター風にしたいのならこちら

もちろんiPhoneやiPod以外にもXpediaやガラケーといったものも設置できる

アームは幅が45~72㎜の間で稼働する。多くの携帯やスマートフォンに対応するはずだ

 一方「H2」は、前述の「H1」から6つのアームを外したモデルで、アームがないぶんスマートに見える。固定には「H1」のバックパネル接触面に使用されている吸着性の高いシリコンゴムパッドと同じものを使用している。「H1」のような固定用のアームがないと、ちゃんと固定できないのではないかと思うかも知れないが、さにあらず。下の動画を見てもらえればよくわかると思うが、iPhoneを置いたのちに振ってみても、ビクともしない。スマートフォンの自重でズレ落ちるということは、筆者がテストしていた間に一度もなかったということをここに記しておく。

特殊な粘着性の高いシリコンゴムパッドで固定する「H2」。ガラスに取り付ける吸盤のような仕組みを思い浮かべてもらえばわかりやすい。アームがない分、平面でツルツルした素材にしか利用できないので注意

 ただし、このシリコンゴムパッドは表面がツルツルの光沢処理が施されているものしか利用できない。また、接触面に突起があるものも吸い付かない。写真でXperiaがテスト用の画像として掲載されているが、これはXperiaの背面側にクリアなプラスチックケースが取り付けられているためだ。艶なし処理や突起のあるものは前述の「H1」のほうが安全だ。

 どちらの製品も肉厚なアルミフレームで構成されており、表面はツヤ消しのアルミブラッシング加工がほどこされている。フレーム前面にはデザインを壊さないようにLUXA2のロゴが配置されており、そのロゴを挟むようにスワロフスキー製のクリスタルガラスが2個はめ込まれている。こういった“光モノ”を本体に配置すると下品になってしまうものが多いなか、さりげなく主張するような感じで収まるように落とし込んでいるのはうまいと言えよう。

LUXA2のブランド名の左右にスワロフスキー製のクリスタルガラスがはめ込まれている。このさりげなさが重要

 ホルダー部分は左右回転に360度、水平での回転が300度で可能となっているため、好みに応じた角度調整が可能だ。また、ブランド名が表示されている部分を後方にしてスマートフォンを固定すれば、手前方向への角度調整の自由度が増すため、環境に合わせてフレームの方向を変えるのがいいだろう。

ホルダー部分はどちらも2軸で動作するようになっている。軸と軸の間にはシリコンゴムが挟みこまれており、動作させると適度な重みが感じられるほどの抵抗があるため、いつのまにか自然に角度が変わってしまうということもない

「H1 Touch」の稼働範囲

こちらは「H2」の稼働範囲。どちらかというと「H2」のほうが垂直方向への稼働範囲が狭いが、これはアームで固定しないため、仕方がないところだろう

 サイズは「H1-Touch」が102(W)×93(D)×152(H)㎜、重さ200g、「H2」が102(W)×102(D)×164㎜、175g。実売価格は「H1-Touch」が6000円前後、「H2」が5000円前後。手軽かつ使いやすく、デザイン重視のモバイルホルダーを探しているのなら、選択肢としては大いにアリと言えるのではないだろうか。

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