意外に便利な独自の機能キー
本製品のキーボード右上には、ワンタッチで、省電力モードへの移行、外部ディスプレイ出力、PC診断機能やヘルプ機能の呼び出し、PCへのロックがかけられる独自の機能キーが配置されている。
とくに省電力モード移行時には、独自ツールの「省電力ユーティリティ」により、光学ドライブや無線LANなどのデバイスを一時的に無効にしてバッテリー駆動時間を長くできる。
また、ロックをかけるボタンを押すと、再操作時にログインパスワードを求められるようにできる。離席中にデータを盗み見られたり、あるいはUSBメモリなどを使ってデータを抜き取るソーシャルエンジニアリング対策として有効だろう。
BTOで幅広い選択肢を用意
冒頭のとおり、本製品は3種のCPUを選択できるほか、様々なオプションにも対応している。最小構成時の価格は17万835円からとなり、スペックはCPUとしてCore i3-350M(2.26GHz)、1GBのメモリー、160GBのHDDを搭載している。光学ドライブは非搭載で、液晶ディスプレーの解像度は1366×768ドットとなる。
フルHD液晶ディスプレーはオプションとなるものの、1万5750円で搭載できるのはお得感が強い。
また、vPro対応の構成にも対応可能だ。なお、Core i5以上のCPUを選択する必要があることと、通信機能では「LAN」、「LAN+802.11n/a/g無線LAN(vPro テクノロジー対応)」、「 LAN+802.11n/a/g無線LAN」の3種から選択できるが、「LAN+802.11n/a/g無線LAN(vPro テクノロジー対応)」以外を選択した場合はvProには非対応になってしまうので注意しよう。
そして今回、評価機として用意したPCのように性能を突き詰めることも可能となっている。
富士通らしく、親指シフトキーボードもオプションで選択可能だ。
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