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いま旬のビジネスPC 第9回

1920×1080ドットで、サクサク業務遂行

最新vPro対応のフルHDノート「LIFEBOOK E780/A」を試す

2010年06月08日 09時00分更新

文● 花茂未来/インサイトイメージ

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意外に便利な独自の機能キー

 本製品のキーボード右上には、ワンタッチで、省電力モードへの移行、外部ディスプレイ出力、PC診断機能やヘルプ機能の呼び出し、PCへのロックがかけられる独自の機能キーが配置されている。

 とくに省電力モード移行時には、独自ツールの「省電力ユーティリティ」により、光学ドライブや無線LANなどのデバイスを一時的に無効にしてバッテリー駆動時間を長くできる。

 また、ロックをかけるボタンを押すと、再操作時にログインパスワードを求められるようにできる。離席中にデータを盗み見られたり、あるいはUSBメモリなどを使ってデータを抜き取るソーシャルエンジニアリング対策として有効だろう。

独自の機能キーを搭載。なお、出荷時はタッチパッドでのスクロール操作やマルチタッチ機能がOFFになっており、若干戸惑った

「省電力ユーティリティ」の画面。省電力モード移行時の各デバイスのON/OFFを設定できる


BTOで幅広い選択肢を用意

 冒頭のとおり、本製品は3種のCPUを選択できるほか、様々なオプションにも対応している。最小構成時の価格は17万835円からとなり、スペックはCPUとしてCore i3-350M(2.26GHz)、1GBのメモリー、160GBのHDDを搭載している。光学ドライブは非搭載で、液晶ディスプレーの解像度は1366×768ドットとなる。

 フルHD液晶ディスプレーはオプションとなるものの、1万5750円で搭載できるのはお得感が強い。

 また、vPro対応の構成にも対応可能だ。なお、Core i5以上のCPUを選択する必要があることと、通信機能では「LAN」、「LAN+802.11n/a/g無線LAN(vPro テクノロジー対応)」、「 LAN+802.11n/a/g無線LAN」の3種から選択できるが、「LAN+802.11n/a/g無線LAN(vPro テクノロジー対応)」以外を選択した場合はvProには非対応になってしまうので注意しよう。

 そして今回、評価機として用意したPCのように性能を突き詰めることも可能となっている。

 富士通らしく、親指シフトキーボードもオプションで選択可能だ。

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