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ついに「iPhone 4」発表!! 日本でも今月24日発売

2010年06月08日 05時58分更新

文● 広田稔

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 米アップルは現地時間の7日、新型スマートフォン「iPhone 4」を発表した。発売日は米国/フランス/ドイツ/英国/日本が24日で、15日より予約を受け付ける。メモリー容量が16/32GBと異なる2モデルを用意。米国における価格は16GBが199ドル、32GBが299ドル。既存のiPhone 3GSも8GBモデルを99ドルで販売する。

iPhone 4。外観デザインは、今まで3世代続いた角が丸いタイプから四角いものに変わった。カラーは、ホワイトとブラックの2色を用意

 iPhone 4では、背面に加えて、新たにフロントにカメラを搭載。「FaceTime」機能を使えば、無線LANを経由して、相手の顔を見ながらビデオチャットができる。

 背面のカメラは500万画素で、LEDフラッシュが付いた。720p(1280×720ドット)/最大で毎秒30フレームという動画の撮影が可能だ。iPhone上で簡易ビデオを実現するアプリ「iMovie」も4.99ドルで発売する。

 3.5インチの液晶ディスプレーは「Retinaディスプレイ」と名付けられている。解像度は960×640ドットと、ひと世代前のiPhone 3GS(480×320ドット)に比べてピクセル数が約4倍になった。IPS方式のパネルを採用し、標準コントラスト比は800:1(アップルはiPhone 3GSの4倍と説明している)。

 ソフトウェア系では、4月に発表していたiOS 4」(旧名:iPhone OS 4)の搭載が目玉だ。iOS 4では、マルチタスクやフォルダー機能などをサポート。iPad用に提供している電子書籍アプリ「iBooks」や、モバイル向けの広告プラットフォーム「iAd」も提供する(関連記事)。なお、iOS 4は既存のiPhoneユーザーにも21日から無償でアップデートを用意する。

日本語のウェブページでは「すべてを変えていきます。もう一度。」がキャッチコピーとして使用されている

 センサーでは、今までの加速度/近接/環境光に加えて、3軸ジャイロスコープが加わり、ゲームなどの操作に使える。バッテリー駆動時間は、通話が3Gで最大7時間、インターネット利用が3Gで最大6時間/無線LANで最大9時間、ビデオ再生が最大10時間、オーディオ再生が最大40時間。本体サイズは115.2×58.6×9.3mmで、重量は137g。


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