6月1日、オリエントコンピュータは、データ消去ソフトの新バージョン「Perfect Easy Eraser 4」を発表し、本日より発売を開始する。
本製品では新たに、米国国防総省のDoD方式をはじめとした世界機関レベルの消去方式を、17種類(従来は9種類)から選択できるようになった。また、複数台のHDDをPCに接続している場合でも一括で削除可能で、データ抹消時のログデータをCSV出力する機能も実装している。
加えて、CD起動版とUSBメモリ起動版の2種類のパッケージを用意する。USBメモリ起動版であれば、ゼロスピンドルPCや光学ドライブ非搭載のPCのデータ消去にも役立つ。もちろん従来同様、RAID状態のHDD内のデータを消去できるほか、PCで認識できるメディアであれば、USBメモリ・SDカード・スマートメディア・メモリスティックなどのデータも抹消可能だ。ただし、フロッピーディスクに関しては、FDDをUSB接続で利用している場合のみ消去対象として選択できる。
実勢価格は3700円前後。法人向けにはライセンス販売も用意され、価格は別途相談となる。