業務をする上で、机上の設置スペースを最小限に抑えられる一体型PCは魅力的だ。しかし、一体型PCは本体が古くなって買い替えを迫られた場合、液晶ディスプレーも同時に使えなくなってしまうデメリットもある。
そこで注目したのが、日本HPが5月27日に発表した超小型PC「HP Compaq 6005 Pro US/CT Desktop PC」(以下、6005 Pro US)だ(関連記事)。
6005 Pro USは、AMD製CPUを採用することでコストパフォーマンスを追求した製品だ。通常のBTOでは、CPUとしてSempron 145(2.8GHz)とAthlon II X2 B24(3GHz)、同B26(3.2GHz)を選択できる。
そのほかに、「モニターマウントキット」が付属するBTOもある。モニターマウントキットとは、HPが独自開発した液晶ディスプレーのスタンドのことだ。
通常こういったデスクトップPCを設置する場合は、横置きにして、その上に液晶ディスプレーを載せるのが一般的だ。一方6005 Pro USは、このモニターマウントキットにPC本体と液晶ディスプレーを取り付けて、一体型PCのように使える点が特徴だ。
最小構成価格は、液晶ディスプレーなしで5万2500円からとなる。CPUとしてSempron 145(2.8GHz)、PC3-10600に準拠した1GBのDDR3メモリー、160GBのHDDを搭載した構成だ。
一方、モニターマウントキットが付属するBTOでの最小構成価格は7万9800円からとなる。最小構成内容は、スペックは上記と同様だが、モニターマウントキットと17型液晶ディスプレーが付属する。
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