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3D対応AQUOSブルーレイも同時発売

シャープの4原色「3D AQUOS」は7月末発売!

2010年05月31日 19時35分更新

文● ASCII.jp編集部

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 シャープが4原色液晶技術「AQUOSクアトロン」を搭載した薄型テレビ3シリーズを発表した。7月より順次発売となる。

 今回発表したのは、7月30日発売の3Dモデル「LV」シリーズ、7月20日発売の高画質・高音質モデル「LX」シリーズ、7月1日発売の薄型モデル「XF」シリーズとなる。

3Dモデルの「LV」シリーズ(左)と高画質・高音質モデルの「LX」シリーズ(右)

薄型モデル「FX」シリーズ。奥の横向きになったテレビの薄さに注目!

薄型モデル「FX」シリーズ。奥の横向きになったテレビの薄さに注目!

 LVとLXは直下型、XFシリーズはエッジライト型LEDバックライトを採用。XFは3.9cmという薄さを実現している。予想実売価格は以下の通り。


LVシリーズ
機種名 予想実売価格
LC-60LV3 60万円前後
LC-52LV3 45万円前後
LC-46LV3 37万円前後
LC-40LV3 28万円前後
LXシリーズ
機種名 予想実売価格
LC-60LX3 55万円前後
LC-52LX3 40万円前後
LC-46LX3 32万円前後
LC-40LX3 23万円前後
XFシリーズ
機種名 予想実売価格
LC-52XF3 37万円前後
LC-46XF3 29万円前後

 いずれも赤、緑、青に黄色を加えたクアトロン液晶パネルを搭載。黄色を加えることで黄色の表現が向上するとともに、シアンの表現力もアップし、エメラルドグリーンの海の透明感などもより美しく再現できるという(関連記事)。

4原色採用による明るさ(左)と色の鮮やかさ(右)のデモ

LVシリーズのリモコン(左)。明るさ調整ボタンを搭載する(右)

 LVシリーズはフレームシーケンシャル方式で3D表示を行なう。クアトロン液晶採用により、従来比約1.8倍の画面輝度を実現。専用のシャッター式3Dメガネを通して見ても明るい映像が楽しめる。さらにリモコンの「3D 明るさアップ」ボタンを押すことで、段階的に明るさを変えることができる。

専用の3Dメガネ

専用の3Dメガネ

3D/2D切り替えボタンを搭載する

3D/2D切り替えボタンを搭載する

 3D BDの表示や3D放送の表示に対応するのはもちろん、2Dの映像を3D映像に変換して表示することも可能。さらに、3Dの映像をメガネ側で2Dの映像に変換して表示する機能も搭載。3Dで見たい人と2Dで見たい人が一緒にいる場合でも、同時に同じ映像を楽しめる。

「フルハイプラス」エンジンの説明図

「フルハイプラス」エンジンの説明図

 LV/LXシリーズは、4色それぞれのサブピクセルを組み合わせて表示する「フルハイプラス」エンジンを搭載。3原色の1.3倍(約829万個)のサブピクセルにより、きめが細かくなめらかな映像表示が可能となっている。

 さらにスピーカーは4ウェイ8スピーカーを内蔵。低振動ウーファー「Duo Bass」や映画館やホールのような音響特性を再現するLSI「AudioEngine」などにより、3D映像にふさわしい立体感のある音が楽しめる。

市販のUSB HDDへの録画が可能

市販のUSB HDDへの録画が可能

無線LANアダプターの接続もできる

無線LANアダプターの接続もできる

 機能面では、LV/LXは市販のUSB HDDへの番組録画に対応。LVシリーズでは「3D」をキーワードとした番組を検索し、優先して常時録画する機能も搭載する。また市販のUSB無線LANアダプターにも対応。ワイヤレスでLANに接続できる。

 なお全機種ともDLNAに対応するほか、「AQUOS.jp」や「アクトビラ ビデオ・フル」といったテレビ向けネットサービスにも対応する。

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