オンキヨーから、同社中級クラスの7.1chAVアンプ「TX-NA708」(直販価格13万6500円)「TX-NA808」(同16万8000円)が6月26日に発売される。
ともに従来機「TX-NA707」「TX-NA807」の後継機種となるが、NA808は上位機種(TX-NA1007など)をベースとした内部構造を採用。音質に影響を与える電気的、電磁的な干渉を低減するような構造になっている。
どちらもHDMI 1.4a対応で、3Dテレビとの接続が可能。ARC(オーディオリターンチャンネル)にも対応している。
また、Ethernet端子を搭載し、LAN上のPCやDLNAサーバー機器の保存された音楽(WAV、WMA、MP3、AAC、FLAC、Ogg Vorbis、LPCM)を再生することが可能。WMAはDRMやロスレス形式のものもサポートし、Windows 7にも対応している。
USB端子を搭載し、USBメモリーに保存された音楽の再生ができるほか、iPod/iPhoneとケーブル接続することで、その音楽再生も可能。ジャケット画像などもテレビ画面に表示できる。
D/A変換時に発生するパルス性ノイズを抑制する独自のフィルター回路「VLSC」や、低インピーダンス化を実現する「3段インバーテッドダーリントン回路」、ドライバー回路を縦基板上に配置することで電源供給経路を短縮し、電源供給効率の向上とグランド電位の安定を図った「グランド電位安定技術」などを搭載。
5.1chにフロントハイト2chを加えた「ドルビープロロジックIIz」に対応するほか、フロントワイド2ch(視聴位置から正面左右60度の延長線上に設置するスピーカー)を加える「Audyssey DSX」に対応する。また、ホームシアターの世界的品質規格「THX Select2 Plus」に準拠している。