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世界初! 4K2Kで撮影できる3Dカメラ

2010年05月25日 18時24分更新

文● ASCII.jp編集部

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 ビュープラスが世界初となる4K2K撮影が可能な小型3Dカメラシステム「Lumiere3D」を開発した。NHK技研公開2010(5月27日から30日)で展示する。

「Lumiere3D」のカメラ部。このほかにPCベースの制御システムや秒間1.4GBのデータ転送が可能な専用インターフェースカードなどがセットとなる

 Lumiere3Dは4K2K(4096×2048ドット)の3D映像を、秒間60フレームのプログレッシブでリアルタイムに記録/表示できる業務用2眼カメラ。

 PCベースの制御システムを採用することで、フレームメモリーなどによる遅延が抑えられ、ライブ映像やテレビ会議システム、CG画像との合成などにも利用できるという。

 撮像素子は890万画素の1.25インチCMOSセンサーを2つ搭載。A/Dコンバーターを内蔵しているためデジタルデータで出力し、非圧縮のままリアルタイムで記録(12bitRAW画像を12分間記録可能)や再生が可能となっている。

 6月から受注を開始。標準システム(Lumiere3D-01)の価格は1600万円からとなるので一般ユーザーには手が出ないだろうが、最新鋭の3D技術に興味がある方はNHK技研公開2010を覗いてみてはいかがだろうか。

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