このページの本文へ

前へ 1 2 3 4 5 6 次へ

長~く使える極上のPCケース2010 第2回

長~く使える極上のPCケース2010【サーマルティク編】

2010年05月26日 18時00分更新

文● 石井 英男

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷

メッシュデザインで
エアフローを確保

 V3 Black Editionのサイズは、19(W)×47.3(D)×43(H)cmで、重量は4.6kgとかなり軽いので、移動も楽だ。材質はスチールだが、肉厚が薄く、やや剛性感に欠ける。重量がスチール製ケースとしてはかなり軽いのも、そのためだ。ボディカラーはブラックで、内部のシャーシも黒く塗装されている。ケースファンとして、背面に12cmファンを1基搭載しているが、このファンは透明で青色LEDを内蔵しているため、動作時に美しく点灯する。フロントパネルに12cmファン/9cmファン/8cmファンを追加できるほか、サイドパネルに12cmファンを、トップパネルに12cmファンを最大2つ追加可能だ。
 フロントパネルはメッシュデザインになっており、フロントファンが無い状態でも十分なエアフローを実現している。

背面には12cmファンが搭載されている。羽根は透明で、青色LEDが搭載されている。回転数は1300rpmだ

 拡張ベイは、5インチベイ×4、3.5インチベイ×1、3.5インチシャドウベイ×5、2.5インチシャドウベイ×1という構成で、拡張性は十分だ。ただし、3.5インチシャドウベイの一番上はフロントI/Oポートの内側にあたるので、搭載できる機器に制限がある。また、5インチベイ、3.5インチベイ、3.5インチシャドウベイのそれぞれ一つずつは、工具を使わずにドライブを固定できるツールフリー仕様になっている。

拡張ベイは、5インチベイ×4、3.5インチベイ×1、3.5インチシャドウベイ×5、2.5インチシャドウベイ×1という構成である。ただし、3.5インチシャドウベイの一番上はフロントI/Oポートの内側にあたるので、搭載できる機器に制限がある

5インチベイと3.5インチベイ、3.5インチシャドウベイのそれぞれ一つずつば、ツールフリーでドライブを固定できるようになっている

 電源ユニットは最下部に配置するデザインになっており、電源ユニットの吸気口部分にはエアフィルターが装着されている。エアフィルターは取り外しが可能なので、定期的に洗うようにすると目詰まりを防げる。ケースの奥行きは47.3cmであまり長くはない。メーカーでは、最大26.3cmまでの拡張カードが装着可能としているが、実際に試したところ、長さ約31cmのRadeon HD 5970も装着は可能であった。ただし、Radeon HD 5970を装着すると、3.5インチベイと3.5インチシャドウベイが一つずつ使えなくなってしまう。なお、マザーボードベースのCPUソケット部分は四角く切り抜かれており、バックプレート交換型タイプのCPUクーラーもマザーボードを取り付けたまま装着や脱着ができるので便利だ。

電源ユニットは最下段に取り付けるようになっている。電源ユニットの吸気口部分にはエアフィルターが装着されており、ホコリの侵入を防いでいる

電源ユニット用のエアフィルターは取り外して洗えるようになっている

電源ユニットをケースに取り付けたところ。底面にも12cmファンを1基搭載できる

ネジ1本で全スロットの固定が可能な「イージーPCIスロット」を採用

マザーボードとRadeon HD 5970(長さ約31cm)を装着したところ

Radeon HD 5970を装着すると、3.5インチベイとの空きがほとんどなくなる

マザーボードベースのCPUソケット部分は四角く切り抜かれており、バックプレート交換型タイプのCPUクーラーもマザーボードを取り付けたまま装着できるので便利

読者プレゼント

 今回検証で使用したPCケース3台を、抽選で各1名様にプレゼントいたします(応募締め切り:2010年6月6日)。当選者には、追ってご連絡させていただきます。
 なお、製品は編集部で検証および撮影で使用したものになります。破損、傷などによる苦情、返品は受け付けませんのでご了承ください(メーカーへの苦情、返品もお断りいたします)。

本プレゼント企画は終了しました。多数のご応募ありがとうございました。(2010年6月7日)

プレゼント提供:サーマルティク

【関連サイト】

前へ 1 2 3 4 5 6 次へ

カテゴリートップへ

この連載の記事

注目ニュース

ASCII倶楽部

ピックアップ

ASCII.jpメール アキバマガジン

ASCII.jp RSS2.0 配信中