ヒンジのぐらつきをシャットアウト！
用途だけでなく、C1はハードウェアとしてきっちり作り込まれている点も魅力だ。
液晶ディスプレーを回すことが多いコンバーチブルタブレットPCでは、その作りが悪いと、長年使っているうちに回転するヒンジがぐらついてきてしまうことがある。液晶がピタッと止まらなくなると、使っていても何だか気分が悪い。
そんな不満を解消すべく、C1では、液晶ディスプレーの両サイドにある2つのサイドヒンジと中央のセンターヒンジの計3つのヒンジを搭載する「トリプルヒンジ構造」を採用。パナソニックによれば、他社製品と耐久性を比較したところ、回転＆開閉は1.6倍以上、ぐらつきでは約2倍という「タフさ」を実現したとのこと。
板状に変形させるためには、まず液晶ディスプレーを横に180度回転させる。カチッと音が鳴って液晶がはまったら、今度は縦に倒すという流れだ
この横と縦の回転で、別々のヒンジを用意している
性能面でも妥協がない。タブレットPCでは、消費電力を下げるため電圧と動作クロックを落としたモバイル向けのCPUを採用することが多いが、C1では標準電圧版の「Core i5-520M」（2.40GHz）を搭載している。例えば、裏でウィルスチェックをしながらワードやエクセルで作業するというシチュエーションでも、よりストレスを感じさせない。
逆ボンネット構造を採用するマグネシウム合金製天板
底面
側面には、合計3基のUSB端子やPCカードスロットなどがある
正面と背面。正面にはSDカードスロットがある
キーボードと円形ホイールパッド。ほかのLet'snoteとまったく変わらない使い勝手だ
